まあ、何とかなるやろ。






って感じでリングイン。





まあ、お手並み拝見じゃないけど、久しぶりの試合やから急ぐ事もないやろ。








何発かコンビネーションを打った。






そしてジャブを打って出たところに相手のジャブがカウンターになった。






めっちゃパンチあった。。。







だってダウンしたもん(笑)








『なんやねん、、、最悪や~。。。』







って思って立ったらスーパーボーイが強いパンチ打ってくる。



 

プーム大喜び(笑)





パンチ固くて重い。思いきり打ってくるし結構速い。







『なんやね~ん。普通に強いし~。』






1R、ダウンしてるので10-8。ダウン奪い返さないとチャラにならない。







『このラウンドは捨てよう。打たすだけ打たしてスタミナ消耗させとこ。』






この辺は結構サメた考えの自分。







1ラウンド終了




『あいつ、めっちゃパンチあるし~。てか、普通に強ないすか?』







F谷さん
『強いwww』







『ほんま最悪や~んヾ(。`Д´。)ノ』







2ラウンド、多分イーブンぐらい。





『まれにみる無名タイ人に足下すくわれるパターンちゃうのん。時々おる謎に強い無名タイ人ちゃうのん。。。』






自分の中で負けの雰囲気でてきた。







さっきまでお手並み拝見とか言うてたのに・・・・。






とりあえずダウンの2ポイントをチャラにするには3、4ラウンドを優勢にしないと後々しんどくなるので、頑張らないとダメだった。







3ラウンド、ペースを上げるがスーパーボーイも打ってくる。打ち終わりとか狙って合わしてくる。





しかし中盤、思い切って打ったワンツー。





その右がヒットしてスーパーボーイの膝がガクッと落ちてダウン寸前だった。たまらずクリンチしてきた。





あきらかにダメージありと判断した僕は連打してスイッチとかしてとりあえず仕留めに行った。





後退していくスーパーボーイをコーナーにつめる。





相手が左フック打とうとしたところに僕のワンツーがまたしてもヒット。






スーパーボーイ、ダウン!!








『しゃーおら!!』





久しぶりの試合で次に繋がる試合を・・・とか、色々試したいとか思ってたけど、そんな余裕なんて無かった。









だって負けてるし!(笑)








僕は立ち上がったスーパーボーイを追いかけて連打。ロープからロープへ逃げるスーパーボーイ。




ロープから逃げたスーパーボーイにワンツーから返しのスリーが当たり、スーパーボーイがヨロヨロと後退したところでレフリーがストップ!!








あ~~危なかった~。






日本ランカーとして情けない試合だったけど、試合は荒れたので眠たい試合にはならなかったと思う。






歯切れの悪いインタビューも当然スベった。





ひさびさの試合は3ラウンドTKO勝ち。






武市は無名の17歳のタイ人相手に何してんねん。と思われたかもしれないが、スーパーボーイは強かった。






とにかく、僕は日本タイトルマッチに駒を進めた。









つづく。

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