鈴木哲也が挑んだ日本タイトルマッチは、96-94が三者の2ポイント差の判定で、タイトル奪取は叶いませんでした。





そして試合後、引退を発表しました。





社長、BBS会長、父親、プロボクサー。




両立は本当に難しかったと思います。




沢山の応援団にボクサーとして100%で応えられないという思い。




今後の人生の事、自分の会社の事、父親として守るべき家族があり、頑張ってる姿を見せたいという気持ちと、守るべき家族があるからこそ万が一があってはならないという葛藤。





色んな気持ちがここ何年も続いたはずです。





試合前は正直、不調でした。




不調なのと歴戦のダメージ・・・




全盛期を知ってるだけに歯がゆい気持ちでした。





苦戦は覚悟、不利は承知、そして挑んだ日本タイトルマッチ。






哲っちゃんはやってきた事以上の動きをしてくれました。





後半の苦しいラウンドでも足を止めて打ち合い、打ち勝つ場面もありました。





結果は負けましたが内容は悲観するものでもなく、むしろあの試合は、やる事やらしてもらえて、やる事やったけど結果が出なかった。





ジムの兄貴的存在がいなくなるのは寂しいかぎりですが、一歩間違えばどうなるかわからんのがボクシング。






命かけてる2人が闘うんやから命の保証は無い。







第二の人生を歩むなら、それもまた勇気。






社長、社会貢献、元チャンピオン、41戦のキャリア。






年齢で僕が一つ上な事以外は全部上やったけど文句も言わずついて来てくれました。





41戦してるなんて闘う事だけで大変。





13戦で引退した僕には考えられないほど凄い事です。






闘い続け、頑張るボクサーを細川以外は本当に尊敬しています。









・・・・・・








本人に戦績聞いたら、とうの昔に自分の戦績を忘れてた哲っちゃん。








ノリで尊敬するボクサーをマイケル富岡崇と書いたら本当に日本タイトルのパンフレットに記載されてた哲っちゃん。








夏は更衣室が暑いからと大きな扇風機を買ってきてくれた哲っちゃん。







引退の挨拶の時は更衣室が綺麗になるようにと、ステンレスの棚を買ってきてくれた哲っちゃん。







合宿で哲っちゃんのお風呂セットを忘れるなよって言うて『ハイ』って返事したのに風呂場に忘れてきた哲っちゃん。







お風呂セット忘れてる事を車内で気づいて風呂に取りに帰ったけど、車のドア開けて、閉めんの忘れてそのまま風呂場に走って行った哲っちゃん。







バイクのヘルメットが可愛い哲っちゃん。







試合中も鼻水ばっか気にする哲っちゃん。







試合後は寝れませんゆーたから朝まで語って解散して、2時間後の待ち合わせに寝坊して来なかった哲っちゃん。








お疲れ様!!!





















第53代
日本ミドル級王者

第41代
OPBF東洋太平洋ミドル級王者

鈴木 哲也

41戦29勝17KO12敗

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