武市物語・一章

只今より、武市少年のボクシング物語を始めます




武市少年は・・・






チビだった



今もやけど。


中１で１３６センチ





ドチビマム







体が小さくてスポーツをしても、喧嘩になっても体格の良い人には不利だった。


『こいつらと同じ体格なら、スポーツしても喧嘩しても負ける事ないねんけどなぁ・・・。』

ってよく思ってた




そんな時、自分の人生を変える事になる世紀の対決がテレビで放送された






『辰吉VS薬師寺』


である



試合を観戦した。


その夜・・・







『シュッシュッ』(笑)


シャドーする




オカンの化粧する鏡に向かってぇ～






『シュッシュッ』(笑)


左右の滅茶苦茶フック




鏡に向かって～




ノーガード挑発(笑)




すぐパクる





と、、まぁ中学１年のクソ坊主は完全に酔ってしまった。




その時、階級があり、同じ体格の奴と闘えるってゆうのも知った



しかも武市少年がスーパー痛かったのは



『二人とも強かったけど、、俺の方が強いんちゃうのもし、同じ体格やったら俺の方が強いんちゃうのん』



そう真剣に思ってしまったのだ(笑)




そんな中１が今、金沢ジムに来たら絶対オモロイのに





そして、数日後・・・




俺

『おとん、おかん、ボクシングするし、ジム行ってもえーかー？』



親

『それ以上、頭悪くなったらどないすんねんあかん』





めっちゃ怒られる




それでも俺の情熱はエグかった


自分の部屋をジムのように変え、手作りサンドバッグとパンチングボールを自主作成




さらに安いグローブを購入


一人でボクシング




そんなこんなで１年後、




親も根負けして、はれてジムへ入会




しかし基礎、また基礎


鏡で基礎



変な基礎練習



つまんない
(;´д｀)



しばらくジムに行かなくなる(笑)





でも頑張って週２は行くようにした






少なっ



中坊の理想と現実とゆーのはこんなもんである





かくして武市少年のボクサーズロードは始まった







つづく