企業で成果主義を最初に導入したのは富士通ですが、うまく
行かなかったために大幅な見直しを余儀なくされました。
製造業というのは本来的に成果主義の評価には合いません。
長期的な視野で開発していかなくてはなりませんから、短期的に
目に見える形での成果が出にくいですし、失敗してマイナス評価を
されたくないために、チャレンジ的なことをしなくなったというのが
富士通の失敗です。今でも成果主義自体は有るそうですが、かなり
変更されたようです。
企業で成果主義を導入するのはなかなか難しいです。評価するのが
上司なわけですから、正しい評価が出来るかどうかが疑わしいです
し、社員のモチベーションアップに貢献しているかという点でも
疑問です。
企業活動において、目立つ業績を上げるためには、目立たないけれど
必要な仕事をしてくれる人間の存在が不可欠ですが、そういう地味な
仕事には成果主義的評価基準では陽が当たりません。そうなると、
本来必要な地味な仕事が疎かになり、組織が脆弱化してしまいます。
結局、単なる人件費の節約に使われているだけ、というのが成果主義
の実態です。
商売での評価はその点、単純です。評価するのは市場、すなわち、
お客さんだからです。客観的にどうこうではなく、お客さんに満足
していただければ商売として成功です。
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