すぐに入院しましょう
母の脳波検査はたまたま土曜日でした。
10時からの検査なので11時半にはお会計まで済んでると思うよ、と前日に父から連絡があったので、
小学6年の娘を連れて一緒にお昼御飯でも食べようよ!と約束していました。
ところが、12時になっても連絡がきません。
検査は終わって、きっと会計で手間取っているんだなと思い、携帯に電話をしても電源を切りっぱなし。
変だなーと思い、とりあえず病院まで私ひとりで行ってみました。
検査外来で呆然と座っている父を見つけ,「どうしたの?」と聞くと,「ママに大きな脳腫瘍が見つかったんだ」と。
父の顔は真っ青。検査同意書を記入する文字が震えています。
達筆自慢の父の字が読めないほどの動揺ぶり。
私もその場にへなへなと座り込んでしまいました。
「ママはどこ?」と聞くと,今トイレで尿検査をしているとのこと。
母が戻ってくるまでに聴かなければいけないことを大急ぎで父に尋ねました。
・本人は脳腫瘍と知っているのか?--Yes
・手術して治るのか?--わからない。手術日前日の術前説明で詳しいことが聞ける
・危険はないのか?--同上
・転移性なのか?--現在検査中
満足のいく答えが得られていないようでした。
ところが父も動転しているので,そのことすら気づいていない様子。
「お医者様にはなんて言われたの?」
「とにかく今日すぐに入院しましょう、と・・・」
「じゃあすぐに下着とか用意しなくちゃ」
「でもママが、どうしても今日入院するのは困ると突っぱねた」
「え?どうするの?だって緊急入院が必要なんでしょう?」
「医者が週末は外泊でもいいだろうと言ったよ。だから今日は連れて帰る」
結局その日は病室とベッドだけ確保して日曜日まで外泊許可をいただき、自宅に戻りました。
全てが終わったのが17時。母はもちろんのこと、父まで疲労困憊の様子でした。
途中、妹に連絡し病院まで来てもらいました。
妹は気丈なたちで、「私たちがどんよりしていたらママがよっぽど悪いんだと思って余計に気落ちするよ!」と
てきぱきと入院手続きを進めてくれたのは、本当によかったです。
10時からの検査なので11時半にはお会計まで済んでると思うよ、と前日に父から連絡があったので、
小学6年の娘を連れて一緒にお昼御飯でも食べようよ!と約束していました。
ところが、12時になっても連絡がきません。
検査は終わって、きっと会計で手間取っているんだなと思い、携帯に電話をしても電源を切りっぱなし。
変だなーと思い、とりあえず病院まで私ひとりで行ってみました。
検査外来で呆然と座っている父を見つけ,「どうしたの?」と聞くと,「ママに大きな脳腫瘍が見つかったんだ」と。
父の顔は真っ青。検査同意書を記入する文字が震えています。
達筆自慢の父の字が読めないほどの動揺ぶり。
私もその場にへなへなと座り込んでしまいました。
「ママはどこ?」と聞くと,今トイレで尿検査をしているとのこと。
母が戻ってくるまでに聴かなければいけないことを大急ぎで父に尋ねました。
・本人は脳腫瘍と知っているのか?--Yes
・手術して治るのか?--わからない。手術日前日の術前説明で詳しいことが聞ける
・危険はないのか?--同上
・転移性なのか?--現在検査中
満足のいく答えが得られていないようでした。
ところが父も動転しているので,そのことすら気づいていない様子。
「お医者様にはなんて言われたの?」
「とにかく今日すぐに入院しましょう、と・・・」
「じゃあすぐに下着とか用意しなくちゃ」
「でもママが、どうしても今日入院するのは困ると突っぱねた」
「え?どうするの?だって緊急入院が必要なんでしょう?」
「医者が週末は外泊でもいいだろうと言ったよ。だから今日は連れて帰る」
結局その日は病室とベッドだけ確保して日曜日まで外泊許可をいただき、自宅に戻りました。
全てが終わったのが17時。母はもちろんのこと、父まで疲労困憊の様子でした。
途中、妹に連絡し病院まで来てもらいました。
妹は気丈なたちで、「私たちがどんよりしていたらママがよっぽど悪いんだと思って余計に気落ちするよ!」と
てきぱきと入院手続きを進めてくれたのは、本当によかったです。