「朝顔や つるべとられて もらひ水」

の句で知られる加賀千代女が朝鮮通信使に21句の俳句を送ったことを

たまたま知った。

 

朝鮮通信使については、9月釜山の旅についての報告ブログでも触れたが、

この加賀千代女と通信使との関わりがあるのを知ったのは初めてである。

 

21句の一つが「百生(ひゃくなり)やつるひと筋の心より」である。

「百生(ひゃくなり)」はひょうたんのこと。これまた初めて知った。

 

 

 

 

加賀の千代女と朝鮮通信使.pdf

https://www.hakusan-museum.jp/furusato/wp-content/uploads/sites/7/2020/08/%E5%8A%A0%E8%B3%80%E3%81%AE%E5%8D%83%E4%BB%A3%E5%A5%B3%E3%81%A8%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E9%80%9A%E4%BF%A1%E4%BD%BF.pdf

 

千代女は加賀国松任町(現白山市)で生まれ、幼い頃から

俳諧に親しんだと、紹介されている。

かの女は金沢に嫁いだものの一年ちょっとで松任町に

もどり、そこで生涯をすごしているが、能登半島に足を延ばしたことは

ないのだろうか。」