今日は旧盆の最終日で、先祖を見送る日になる。しかし、沖縄の場合、本土とは違い、8月31日(ウンケー)、9月1日(ナカビ)、9月2日(ウークイ)である。

 

 いつもならこの旧盆中、沖縄本島の、とくに中部では青年会がエイサーを演じながらまちなかを練り歩く=「道ジュネー」がにぎやかに行われる。

 しかし、周知のように沖縄は新型コロナウィルス感染の警戒レベルが第4段階にいったっており、非常事態宣言が8月29日まで延長されている。

 

 となると、大勢の地域の人が繰り出すエイサー道ジュネーはできそうにない。全島的はエイサー祭り行事は軒並みに開催中止になっている。なんとも残念な話である。

 

 エイサーの道ジュネーを初めてみたのは、たぶん1980年代の半ばの8月に行った沖縄でのゼミ合宿(宿泊地は南部だったので、わざわざ車で中部まで行ってみた)の時である。南部出身の父親からは聞いたことのなかったエイサーを初めて見た時には感激した。

 

 1990年代にはいり、本土(やまと)でもエイザーが演じられるようになり、一時期、東京の小学校の運動会でも演じられた。実は次男もたしか小学校の3年生か4年生の時に運動会で演じた。

 

 残念ながら、高校までの鹿児島での生活で、盆踊りの経験がない。時代的にそうだったのかも知れないが、エイサーなどを見ると「自分もやりたかったなあ」と思うばかりである。

 

最近は南部の南城市でもやっているようだ。同市のHPには、「2020年は開催未定」と書いてある。

http://www.kankou-nanjo.okinawa/nanjo/view/gyouji

 

 

 なお、エイサーの起源や名前の由来は確定していないようだ。https://www.zentoeisa.com/about-eisa.html