今日の「行列のできる法律相談所」を観ていたら、俳優の坂上忍さんがとてもいいことを言ってました。

彼は、子役の養成所を立ち上げている

「自分は、子役出身で、一生子役上がりがついて回る、同期の子たちは続けたくても続けられない状況だった、だから、一生続けられる俳優を養成したい」

私が一番印象にのこったのは、その通りと思った言葉でした

「親は、一生懸命になるところ(一生懸命の視点が違う)が間違っている」

「親は、子供のことに一生懸命になるのではなく、一生懸命になっている子供をいかにサポートするかに一生懸命のなること、親が前に出てきてはけない」

「私の台本の最後にはセリフを入れていない、それは、廻りから言われたことをそのまま表現してはだめ、自分の考えで自分の言葉で表現することが一番大事だから」という内容の話をしていました

その通り、その通り、

サッカーという競技特性から見ると、作戦2割、アイディア8割の競技です

最低限の約束事を決めたら、あとは、ピッチ内の選手たちがいかに考え、いかにアイディアあふれるプレーをするかです。

親がああしなさい、こうだろう、こっちのほうがいいよなど、結論つけてはだめだと思います

もちろん、うちのスタッフも最初から答えを教えることはしないし

サッカーという競技の特性上、答えは複数あるからです

「君はどう思っているんだい?そう思っているのならまずやってみようよ!言われたから動くではないよね、失敗することの大事さをコーチだけではなく、日常生活から学んでよ!」です

日本人の最大の欠点は自主性の欠如

言われたことはまじめにできるけどそれ以外はできない

サッカーの世界では、これは通用しない、ここを目指す、目指させるのであれば、別の競技をしたほうがいい、たとえば、サインや指令で動く競技に、でも、ここだけなら社会で通用しないのは見えている

今日は、キッズ委員会のフェスティバルをビアンコーネの運営で開催しました

その中でも、気になったのが、父兄さんの応援です

一生懸命頑張れ頑張れと声を出してくれる父兄さんには共感します

頑張ったプレーには拍手を!惜しかったプレーには溜息を!ファインプレーには相手チームでも拍手を!

ただ、中には、サッカー経験者のお父さんなのか、ピッチサイドで

「ドリブルだ」「シュート打て」「獲りに行け」「パスしろ」などの声がちらほら

これは、止めて欲しい、ベンチでは、コーチがいいコーチングをしているのに・・・

自分の感覚で子供にああしろ、こうしろというサイドコーチングをするのであれば

ピッチサイドでの観戦は控えてもらいたいと思いました

ビアンコーネのU-10の父兄さんにはいませんでしたが。