今日は、料理教室がありました。今日のメニューは「ポークソテー」「ホタテのサラダ」「ビーンズサラダ」の3品。
ポークソテーは、下ごしらえがポイント、パイナップルの缶詰の液に肉を浸して胡椒、タイム・ローリエパウダーをかけておくだけで柔らかく、おいしい。焼くときは、表面をしっかり焼き、そのあと、低温で中までしっかり火を入れる。ソースは甘めのソースが合う。ポテトサラダは、じゃが芋を茹でたら、茹でた鍋で空茹でしながらつぶすのがポイント。今日の先生のお話の中で、【シャリアピンステーキ】のお話が出ました。このステーキは実は日本で開発されたもので、帝国ホテルの加藤シェフがソ連のミュージシャンからステーキを頼まれ、このミュージシャンが疲れていることから、ソースを刺激の強いガーリックのかわりに玉ねぎを使い作ったシャリアピンソースをかけて出したところ、非常においしく、このミュージシャンが世界各地を訪問した際、要望して作ってもらい世界に広がったのがシャリアピンステーキ。このソースをにんにくから玉ねぎに変えて作ったことはソース作りの基本がしっかりできていたから作れたことで、「料理は基本がとても大事、基本がしっかりしているのが前提で、そこからアレンジが生まれる」というお話がありました。サッカーも同じだなあと思いました。、一流の選手ほど、基本がしっかりできていると思います。「蹴る」「止める」「運ぶ」「見る」「動く」この一連の動作がしっかりできることが【基本ができる】ここにプラスされるのが、「判断」と「実行」、更に、「スピード」が加わります。スピードにはたくさんあって、動作のスピード、判断のスピード、実行のスピードです。ビアンコーネでは、基本がしっかりできる選手を作ることを目指しています。基本中の基本の中で、特に重視したいのが、「止める」です。どんな体勢でも、どんなにプレッシャーがあっても、どんなに早い・強いパスでも、イレギュラーがあったとしても、自分が思ったところに自在に止めることができる、置くことができるここがしっかりできるから、次のプレーにつながる。ここをを育成の柱にしていきたい。こんなことをずっと思っています。