今日はアウエーでバーレーンと対戦、ホームで負けられない相手との対戦、先日のA代表の北朝鮮戦を思い出します。結果2-0での勝利も、寂しい試合内容で、このままでいいのだろうか?と思うようなゲームでした。
まず、気になったというかダメだと思ったのが、試合前のセレモニーの国家斉唱、しっかり、歌っていたのはGKの権田選手だけ、他の選手は口ずさみしている様子もなく、これが、日本の代表選手かと疑ってしまう光景、次に、選手の身だしなみの悪さ、シャツをパンツにしっかりいれているのは山田選手と権田選手のみ、他の選手はだらしなく外に出して、見苦しい、我々は、ジュニアの選手に「シャツをきちんとしまいなさい」と指導しているし、大会でもだらしなくしていると審判に注意されている中で、代表選手がきちんとしていないのでは、困るし、それこそ、相手選手にシャツをひぱって下さいと言っているようなもの、いくらサッカーがうまくたって、こんな選手たちがいる代表には期待するものは何もないと感じました。日本代表は、サッカーのできる選手の集まったチームではなく、日本中のサッカー選手の中から、スキルが高いのは当然ながら、心技体が優秀な選手、模範になれるような選手の集まったチームではないでしょうか?我々が代表の真剣勝負を応援に行くと、必ず、国歌は大きな声で歌います。ほとんどのサポーターが大きな声で歌いながら、これから始まるゲームへのモチベーションを高めていきます。そして、身だしなみをしっかりすることが試合に臨む前、キックオフ前の緊張を解くことと、襟を正し、適度な緊張感になっていくのではないでしょうか?こんな状態で、マスコミ等が大和魂やサムライなどいうのは絶対おかしい。日本は昔から、礼に始まり礼に終わる武士道の文化、躾身だしなみがきちんとできることが大事なこと、うちの選手たちには、ここは、しっかり教えて行きたいし、社会の中でしっかり生きていく基本だと思います。ここが、きちんとできない限り、韓国には勝てないし、アジア代表でオリンピックへ出たとしても、勝つことはおろか、先に進むサッカーもできないでしょう!記憶に残る選手というのは、上手なだけ、活躍しただけの選手ではなく、更に、人間ができている選手が後世に名をのこしている選手です。私が監督だったら、サッカーがうまいだけの選手は絶対に使わない。どんな選手が使われるかは・・・・うちのチームでもしかりです。日本代表選手とビアンコーネの代表選手も同じです。ゲーム内容よりも、根本的なことでがっかりした試合を見てしまいました。次に、期待できればいいけど・・・・。