今週からU-12リーグが開幕しましたので、そちらの様子をご報告。
まずは、土曜日に開催された県中1部のAチームから。
開幕ということもあり緊張感が僅かながらあったでしょうか。
早く先制点を取りたい、点を取って楽になりたい。
そんな気持ちが生まれていたんでしょう、前半は丁寧さが欠けていました。
ジュニアサッカーあるあるでございます。
DFの二連続空振りからの失点もあるあるでございますが、その後の立ち振る舞いは良かったです。
動揺することもなく、すぐさま同点に出来たことは成長なのでしょう。
後半は相手を見ながらプレーを進められていましたので、拮抗した中でも2点を追加して勝利。
続いて行われた二試合目は、こちらは逆に相手を見過ぎていました。
遅い遅いったりゃありゃしない。そのことでプレーの決断を自ら難しくしてしまっていました。
丁寧さと決断スピード。このさじ加減が難しいところですが、質の高い両立が課題でございますね。
いずれにしろ、拮抗した開幕二試合を勝利で飾ることが出来ましたので、よくやったものです。
さて、こちらは本日行われたBチームの3部リーグ開幕。
エネルギー溢れるプレーをしなさいと送り出しましたが、その言葉通り走り回っておりました。
二試合で23点と8点。よく奪ったもんです。周りの桜も満開でございました。
さて、拮抗した試合が一番の理想ですが、こうした試合が立場が違えどこれからもあるかもしれません。
今回も偶然によって生まれた場面が多く見られましたし、質という点では非常に曖昧でした。
見えそうな部分が見えなくなるというか、見えづらくなるんですね。
だからこそ、チームのプレーモデルに対する理解とその質向上が不可欠でしょう。
そのことを常に促して、選手が自立して行えるようになっていかなくてはなりません。
選手の成長のために活用するリーグ戦。
今回初めてその実情を確認できましたので、色々な角度から考査して活用していきたいと思います。
それにしても、仲間の応援に駆けつけてくれた選手保護者の方、本当にありがたいわね。
ベンチで仲間を勇気付けたり、暇そうにしてるコーチの散歩に付き合ってくれたり。
今年の桜はちょっと違って見えたわ。
by paris