先週末、U-12県トレセンの関東選抜大会(2日間)にサポートしてきましたので、その辺の話を。

 

昨年からU-12の県トレセンスタッフとして携わっているんですが、トレーニングの落とし込みばかりで、実は今回が初めての大会帯同だったんですね。

 

要は、試合でのプレーぶりを見るのは初めてでございます。

 

しかも今回がU-12最後の大会。1年間の成果を見る機会でもございます。

 

気になるのは、他地域との差。そして福島県の実力でございますね。

 

うちの選手も3名参加しているので、どんなもんかよーく観察してきました。

 

結果は、群馬県選抜・東京都選抜・青森県選抜とのグループリーグで1勝1敗1引き分け。

 

福島のサッカーは、スピードとパワーを軸とした縦に素早いサッカーといったところでしょう

か。

 

2日目は交流戦にまわって、栃木県と山梨県だったかな。いずれも僅差で勝利。

 

結果だけを見れば、惜しいね、でもなかなかやるじゃん!とかなるのかな。

 

選手・スタッフはどう感じたんでしょうか。

 

 

さて、私の感想ですが、正直言いますよ。

 

絶句。

 

これが福島を代表するU-12だと思うと、ただただ残念であります。

 

途中から恥ずかしかったし。

 

他地域と比べると、身体的な差は殆どないんですね。結果を見てもそうですよね。

 

じゃあ、何の差が見られるの?というと・・・

 

試合中にサッカー選手であり続ける時間が圧倒的に少ないということです。

 

なぜそうなるのかは簡単です。単純に求められていないからでしょう。

 

それ故に、試合の中で使う技術・使う戦術に他地域との差が大きく生まれています。

 

志向させたサッカーがどうだったかなんて問題じゃない。

 

サッカー選手の時間が途切れ途切れ。これが一番恥ずかしく思った原因でございます。

 

この年代で出来ないことじゃないのよ、しかも県トレセン。

 

選手自体も、そうした言葉に敏感に反応してこないから、習慣もあるよね。

 

指導者も、結果を追い求め過ぎちゃって、詰めが甘くなっちゃってる。

 

試合前後やベンチでの過ごし方、立ち振る舞い、サッカーへの理解、求め方、導き方。

 

全てがまだまだ知識不足な感を受けました。

 

 

ある県トレセンスタッフにこう言われたんです。

 

「このジュニア年代までは、そこまで他地域との差はないんだよ。でも高校になったら凄い差になるんだよ。ってことは、福島はジュニアユース年代に問題があるんじゃないか?」

 

福島、惜しい・・・。

 

 

by paris