U-14のTr.Mの合間を縫って「クラブユースU-12選抜チーム」のTr.Mを指揮してきました。

この選抜チームは、8月に広島で行われる大きな大会に参加するために作られたんですね。

実は昨年度にクラブユース所属の3チームで合同チームを作って参加してきたんですが、

結果は惨敗。もうチンチンにやられて帰ってきました。手も足もってな感じで。

ということで、福島県クラブユース連盟主導のもとジュニア年代の強化も見据え、

クラブユース連盟に所属するチームから、数名を選抜した18名のチーム編成で参加することにしました。

私はクラブユース連盟技術委員長ということで監督。ただの暇人間に与えられた役職です。

さて試合の方ですが、色々なチームから集まっているということで、個々に特色があるんですね。

良い意味でも悪い意味でも、チームの特徴がよく表れています。

不慣れなポジションでプレーした子が殆どでしたが、自分の強みを十分に出してくれました。

福島県の宝になるんじゃないかなと思う選手も何名かいました。

本大会が楽しみですが、どうにか一勝出来ればいいですね。

途中でほんの少しアドバイスもしてみました。

ある一人の選手でしたが、他の選手とは違った良さが見られたんですね。

得点を決めたとか、誰が見ても違いが分かる良いプレーをしたってわけでもないんですが、

決してスピードがある訳でもないのに、ボールを取られずに前へと運べるんですね。

みんなテクニックでかわそうとか、スピードでかわそうとか頑張るんですが、

その子には一切そうした力みも含めた頑張りがないんです。

18名中1名だけが持っているプレーでした。

その凄さとその理由を伝えましたが、何人かはピンと来ていたようです。

合点いった顔で、すぐに取り組んでくれました。


監督という立場で彼らに携わることになりましたが、

彼らが大会を通して、成長のプラスになる何かを掴んで帰ってくれればと思います。

大会の模様はこちらでも報告することとしましょう。

元気な姿で全員が集合することを待ってます。


by paris