昨日、福島の実家から帰る新幹線で読んだ本。
【ダライ・ラマ法王 フクシマで語る】

昨年11月、福島で『下村満子先生の生き方塾』の特別公開講座で
ダライ・ラマ法王がお話れたことが書かれた本です。

その本の中から

『お金や経済力や権力ではなく、それぞれ一個人が心の中に 
 他に対する優しさと思いやりを持っているということこそ
 その社会自体をより幸せなものにしていく大きな要素になっている。』

『すべての宗派も越え、信心を持っているかどうかも越えて
 一人の人間として、正しい生き方をすべきである』

愛と慈悲の心の種は、母からもらったもの・・

素敵な言葉がたくさん書かれていました。


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また この本の冒頭に書かれていた下村満子先生の言葉のなかに

日本人が本来もっていた美徳、東洋的な和の心、
人としての道、利他や優しさ、謙虚さ、倫理道徳の基本
人としての誇り、尊厳、品格、足る知る心、などが失われ、

自己中心的で利己的な、恥を知らない、権利ばかりを主張し
義務も責任も果たさない、反省もせず、感謝の気持ちもなく
 中略
すべて人のせいにし、一億総評論家となって批判ばかりするけど
自己反省はまったくない・・といったギスギスした日本社会になって
しまったのは、私も含めた日本人全員の責任だと、私は思います。



これを読んで、子育て中の私たちの責任は重大だとおもいました。
10年後、20年後、今の子どもたちが日本や世界の社会をつくるのだから・・