月初めに登場します 

takeです 

またお付き合い下さい

 

 

・音楽の功罪

 

Tokyo FM「やさしい夜遊び」での冠スポンサーが、

UNIQLO同様 桑田さんの曲を使っている損保ジャパンなんですが、

あのBIG MORTOR事件以降 CMが流れなくなり、

その代わり JapanFMネットワークのスポットで埋められてます 

スポンサー契約がどうなったのか分かりませんが

大震災後にACのスポットが続くという、

それに近い空気感が夏以降 今に至って漂ってます

 

でも その中で面白いスポットがあって、

やけに納得してしまうので紹介します 

 

 

まさにバッハの心境を語っているんでしょう

「チャララーン 鼻から牛乳~」を聴いたら

どんなリアクションが起こるのだろうか?

現代では バッハの代表曲のひとつにもなった

「トッカータとフーガ」

パイプオルガンによる出だしは、

確かに惹きつけられます

どんな背景から作られたのか 知る由もないけど

この ほんの一部分を切り取って使われるなど

想定していないことだけは 十分理解できます 

音楽から受けとる印象は、

作者のイメージを超えたところにあるんだと、

改めて感じました 

 

音楽の楽しみ方は自由だけど、

目的をもって印象付ける手段としても使われています  

 

僕らの仕事では 映像に音楽をあてるのも大事な工程です 

イメージに合った曲を、または イメージ付けしたい曲調を、

試行錯誤しながらKiriさんが組み立てていきます 

たいへんな作業です 

人の話を 聞き耳半分でやり過ごすKiriさんも、

コレに関しては 常日頃 対峙している課題なので、

信念を貫いてますよー 

もちろん 自分の思う通りばかりではなく、

監督、プロデューサー、クライアントなど

皆が納得する着地点を探らないといけません 

数ヶ月を費やしたKiriさんの音楽に彩られた

「新渡戸の夢」が 完成をむかえたわけです! 

 

そのエンディングでは、

監督の意向ですが かなり"攻め"の印象です 

なるほど こういうのもアリか、、、

制作をスタートする頃、新渡戸の印象を kiriさんが語ってました 

“ちょっと情けないといったイメージ”と聞いて、

僕なりに ふと思いついたエンディング曲は、

John Lennon「Jealous guy」でした 

監督・kiriさんの方向が既に決まっていたので、

もちろん 自分の中だけの妄想です 

ロックバンドによる締めは、作品を大いに色づけてますね 

著作権処理も 特にないでしょうから、

結果 良かったんじゃないでしょーか 

 

皆のチカラが結集 長さを感じない "品"を感じる作品となりました 

僕自身も、満足のいくミキシングができたと思ってマス 

外ロケ部分では、しょーもない"雑音"が満載でしたが、

ある程度きれいにできて ひと安心 

gizouさんの語りも沁みいってきます 

 

打ち上げで 野澤監督に聞きました

「カメラを回してる間、撮ってるサイズは分からないでしょう?」

「だいたい分かるよ!」と返ってきました

それは、カメラマン”C”さんとの信頼関係が

しっかり担保されている証しです 

今回驚いたのは、「カメラは ほぼ一眼レフで撮影された」ことです

言われなければ 全然わかりません

パンやズームを気にしなければ、むしろ より綺麗に撮れるかも 

一眼レフだけで撮った、短いCANON提供の番組も 

映像はすこぶるキレイでしたね 

レンズがものをいう とも言えるでしょう 

 

こうして、誰1人欠けても成立しなかった「新渡戸の夢」

これからは、なみ平さんのプロモーション力が

さらに発揮されることでしょう 

 

 

 

・城達也 

 

先ほど出た 東京FMが今月、

「JET STREAM LIVE 2024」

というコンサートを開催するんですが、

その告知CMで 城達也さんのナレーションが・・・ 

どういうこと?

皆さんも、そう思いましたね? 

僕も 瞬間ハテナ❓でしたが、

やはりAIで生成された 紛れもない城さんの声でした 

前触れもなく突然聞いたら、そりゃ戸惑いますよね 

”2024年3月・・・” って城さんの声ですよ!

 

仕事では、毎日 様々なナレーターさんと仕事をしますが、

あいにく城さんは、ご一緒したことがありませんでした 

もちろん、「JET STREAM」は小学生の頃から知ってたので、

会ってたら相当 萎縮したでしょう 

俳協の 親しいナレーターYさんからは、

城さんからいろいろレクチャーを受けていた話を よく聞きました 

圧倒的な存在感がありながら 謙虚で向上心溢れた方だったようです 

天に召されて 30年近く経つんですね・・・

 

同じく俳協の 来宮良子さんを思い出しました 

おどろおどろしい語り口は、唯一無二の存在でしたね 

来宮さんは、1度だけ番組でご一緒できました 

大物とは思えないような、いいおばあちゃんでした 

「ここはやりやすかったわ!」と、

帰りがけに残してくれた言葉は忘れもしません 

その数ヶ月後、訃報が届きました 

 

その後、当時シグマセブンだった杉本るみさんが、

あとを継いでるかんじですね 

ちょっと怖い系は お決まりで杉本さんとなりました 

声の印象とはだいぶ違い、きれいで可愛い方なんです♡ 

 

レジェンドの流れで、青二 野沢雅子さんの言葉も思い出しました

「去年よりも上手くなりたい」

城さん同様、向上心の塊を維持し続けています 

 

 

 

・帝国の逆襲

 

ロシアでは、ナワリヌイ氏"殺害"事件で、

民主主義のかけらも無い施政が 改めて露呈しましたが、 

恐らく 刑務所の忖度があって、だいぶやり過ぎたんだと思います

プーチン自身は、今それやっちゃったら困るよー 

って嘆いてたハズ 

大統領選に利する要素ゼロなので、、、

 

一方、アメリカでは 恐らくトランプ大統領 返り咲きなので、

大国によるウクライナ支援が無くなるでしょう 

21世紀に"ローマ帝国"なる野望なのか、

プーチンの思う壺に邁進してます 

 

スケールをかなり落として我が国はというと、

自民党の"搾取"が あらわになって、

幹部らは少しずつドキドキ🤏し始めたでしょう 

長期政権が続くと必ずこうなるんです 

自分らの思うがママに展開できて 

自分らが不利になる法律は作らないので、

安泰が安泰を生むんです 

阿倍政権が続いてたら、この”悪さ”は まず表面化してないし、

検察の追及も絶対に無かったと言えます 

 

ほぼ毎回 政権交代するアメリカは、よっぽど健全でしょう

日本でも、他にやらせてみましょーよ! 

自民帝国の牙城を崩すのは、

国民一人ひとりのチカラが必要です

共産党でもいーでしょう クリーン この上ないですよ 

ヨーロッパなどでは当たり前の、連立政権で良いんじゃないでしょーか 

ベストは無いけど、マシになるでしょうね 

「遠友党総裁 なみ平」

「野澤官房長官」

「運転手 Kiri」(あっ、Kiriさん免許無いか、、、)

かっこよくないですか?

結構いけんじゃないかなー

 

 

最後に今回のオススメ曲 

前々回で Billy Joelを紹介したばっかですが、

先月出た新曲に イタく感動してしまったので とり上げます 

プロデューサーのフレディ・ウェクスラーによる"説得"が功を奏し、

ビリーをヤル気ににさせただけで、半分は達成したであろうこの楽曲 

"最後のシングル曲"とも囁かれています 

「オネスティ」を彷彿とさせ、聴く度に 深く入ってきます 

90年代以降、ポップミュージックから距離を置き 

ライブでは「過去の曲を一切やらない」とまで言い放った彼が、

それらを顧みて後悔してるのかなー とか、

「皆んなの前に返ってこれたよ!」と言ってるような気がします 

特筆すべきは、このMV 若い頃のビリーが歌ってます!

70・80・90年代と、現在の姿 

ワンカットのカメラワーク内に、

4世代の彼が 弾いて・歌ってるんです 

A I生成だと分かっていても、何の違和感なく綴られる映像に 

感情移入なしでは見られません 

先日のグラミー授賞式でも生演奏されました

 

Billy Joel「Turn the lights back on」

 

 

 

では また♡