なみ平です。 

 

4月19日、野澤監督は、愛車の軽自動車で、埼玉県嵐山市を盛岡に向け出発。車

同乗者は、撮影を担当するCHO TAKAHASHI氏。CHO sanは男性、年齢不詳、国籍不詳。ぶー

埼玉、群馬、茨城、栃木、福島、宮城を通り岩手県盛岡市へ500キロの運転。 

夜は、素晴らしい女将さんとご主人が経営するレストランの「うし亭」

新渡戸基金理事長の藤井茂さんを囲み疲れを癒す。

 

 

 

「うし亭」では「新渡戸の夢」と書き込んだ焼酎ボトルを入れたのだろう。

 そんなことを、明け方、微睡の中で考えていた。きっと自分の名前も書くだろう。ウインク

 間違いない。先週、札幌の居酒屋「大助」でも同様な行動だった。ニヒヒ

 

そして、待ちに待っていたこの日が来た。!!

4月20日朝10時前後か、静かなオフィスでがん創薬バイオベンチャーの仲間と話をしていた。

携帯がなる。はてなマーク 

画面は、漢字で「野澤和之」真顔

何かあったのかな。通常は電話にはでない。 

静かな職場なので、携帯を耳に当て会話の途中だったが、Y君の椅子につまづきながら

廊下に向かう。 

ドアまでたどりつかず、歩く

思わず、

「久しぶり、野澤さん!」と言葉を発する。はてなマーク

 「久しぶりでないだろう!」 びっくり

そうだ、昨日も一昨日も電話で話してた。

 

 野澤監督は、盛岡の風の音が聞こえる中で、

「2023年4月20日午前9時クランクイン!」 お祝い

 「スマホで写真でも動画でもいいので、送ってください。SNS、ホームページで紹介します。」 

「おいら、できるかな? やったことないな。CHO sanに聞いてみよう。すぐ送る」 

 

野澤監督、興奮気味で叫んでいた。ウインク

40年以上、映像を生業としている監督にとっては「クランクイン」というのは特別な日。

決意の日だ。真顔

クランクアップは、8月末、9月なのか、一部撮り直しもあるのか?  

ドキュメンタリー映画は、筋書きないドラマだ。

なみ平は、何度も、何度も、何度も、聞かれた。

「どんなストーリー?」「新渡戸なら、ここがあったほうがよいね」と

みんな、みんな新渡戸稲造が大好きなのだ。にっこりにっこり

そんな時、いつも私の口からでるのはいつものフレーズ。

「ストーリーと映像は、監督の頭の中です。ドキュメンタリーは、構成はあっても筋書きがないんですよ。

撮って、撮って、撮って、そして編集をする」

「エリート新渡戸稲造稲造、偉人伝を追うのではありません。」

「新渡戸の精神を持って生きている、例えば、毎日、同じ時間に同じ味の納豆を売るような人、

自主夜間中学で教える先生、学ぶときに学べなかった生徒。こんな人を追い続け、新渡戸の夢を語ります。」

「学問より実行」

 

ドキュメンタリー作品を撮りつづけてきた監督は、膨大な資料、本を2年半以上読み続けた。

多くの人に会い、話を聞いた。野澤和之の頭には筋書きはある。

大ヒット作「HARUKO」「マリアのへそ」、「がんと生きる言葉の処方箋」

今夏、公開の「認知症と生きる希望の処方箋」も同じだ。

 

文化庁の助成金申請窓口の方が言っていた。何度も同じことを聞かれるのだろう。

機械的に答える。AIなのかな?

 「助成金申請で、劇映画の区分で申請する時は、脚本、シナリオの提出が必須です。

脚本、シナリオが実際ないときは、記録映画の区分です。そのようなルールになっているので、

申請者様の企画はドキュメンタリーで、記録映画ですね」と。

 

なるほど。真顔 劇映画と記録映画では、助成金の額が全然違う。

 

「野球は筋書きのないドラマだ」と「ちょうさん」こと長嶋茂雄が言っていた。

そして、野澤監督の「新渡戸の夢」も、筋書きのないドラマだ。長嶋監督も野澤監督もセントポール出身だ。

ばか! 筋書きはある! 頭の中に との心の叫びの声が聞こえる

 

今回の重要な役割は、もうひとりの「ちょうさん

CHO TAKAHASHIさん。 看板持ち

今回、後ろ姿を紹介します。 

 

CHO sanは、無口なサムライ。馬にも乗る。雪国育ちの東洋人だ

 映像を本格的に学んだアメリカでは、「謎の微笑をくれる東洋人」と言われていたんだろう。

そんな、なみ平のイメージ。今度聞いてみよう。 

 

それでは、今後のサムライCHOと野澤和之の動向をご期待を。

追加報告 (先週、札幌に行きました。来月本格的に撮影します。)

 

 

公式ホームページ (製作日誌で報告してます。)

今日は、早朝に書きました。異例の事です。お祝いお祝い