どもです。Kiriです。

さてさて
ヴィアーレのブログに
よく仕事をする音声チームの3人め遂に登場。

gizou、kiriに続く、最後のキーマン
takeが書いてくれました。
紹介が遅れちゃったけど
こちらです。





さぁ、今日は早速、BGM行ってみよう。



アタシ、kiri子よ。
今回は、バスルームから愛を込めて
あなたに届きますように。
kiri子からのお願い。
絶対、聴きながら読んでね。



gozouが喋り
いや違うなぁ、叫び
オイラが
調子がいい音楽を映像のBGMとしてのっける。

さぁ
オイラたちが思い切り、表現した音を
うまい具合に
現場で流れている音とバランスを取って
観てる人が聴きやすいように
混ぜる、ってか、まとめる
それが、takeです。

そうやってオイラたちは、やってきた。

ヤツは
人呼んで、ミキサー。

世の中にはミキサーと呼ばれるものがある。
バナナと牛乳を入れて
おっと忘れちゃいけない、砂糖だ、砂糖。

で、スイッチを押すと
ガガガガガと砕いて
全部を混ぜちゃうのがミキサー。
ワイルドだなぁ。

とさ。

よく、走ってるジャン。
後ろになんていったらいいかな。
そか、コメ俵が一番ピンとくるかな。

そのコメ俵みたいなのを
荷台の代わりにつけたトラック。

あのコメ俵の中では
セメントと砂利が
グルグル回ってる。
それをさ、走ってる間にやってるんだからすごい。
そしてさ、うまい具合に混ざったところで
建築現場に到着。
できたてのセメントだよぉ~。

ミキサー車っていうんだよな、アレ。
これも、ダイナミック。

そうやって、世の中に存在するミキサーを思い浮かべてみると
なんだかさ
騒々しいモノ、でもってパワフルに動いているモノを想像しちゃうんだけど。

でもさ。
takeがやってる
いろんな音を混ぜるってコトは
すごい繊細で、神経を使う仕事だと思う。

こんなふうに書いちゃうと
takeは
「そんなことないですよ。
そんな難しくない。
簡単なコトだけやってるんですよ」

って
穏やかな表情と、口調で、言うだろうなぁ。
あの野澤監督のやかましさとは、裏腹。

ガーガー、グルングルンはまったく、似合わない。

アハハハ、野澤監督怒るかな。

さぁ、ここらへんで
お約束の誰かさんからの電話…。


ん、ん、

来ない。
そして忘れたころにやってくる。
忘れちゃいけなんだよなぁ。

3日後のことだ。
監督から突然
ふふふふ、電話が入る。

「アイダさん、大変だ、大変だ」

なんか、かなり、焦ってる。

「おい、信じられないこと、takeさん、やってるぞ。
おい、おい、おい。
そんなことあるのか。
お風呂で電話に出た。
風呂入りながら
電話してるぞ。
そんなことあるのか。
おい、おい、おい。
信じられない。
ビッショリ、濡れたら、電話、壊れるぞ。
感電するかもしれない。
takeさんは、ダイジョブか」

アハハハ。
オイラは思った。
ダイジョブです。
今の世の中、信じられないことが普通に起きる。

なんつっても、スマホ。
ありえないコトも、起きうる。
あれは、実際ブラックボックスだと思う。

「アイダさん。
ピチョピチョ、ピッチョンって
返事が返ってきた。
ビックリした。

でさ、アイダさん、
お風呂で、電話していいのか。
なんだか、それって
とても、いけないことのような気がする」

「監督、いいんですよ。
今の時代」

なんだか、監督、道徳的だなぁ。
既成概念から抜けられないみたいだ。


その翌日
takeのブログに入ったコメントに対して
takeからのコメントバック。
ここに書いておきますね。
takeのコメントへのバック。

「読んだ」と監督からTEL頂き
もっとKiriをいじっていいよ・・・と。

アハハハ、思わず笑っちゃったよ。
驚きながらもさ
監督、しっかり
言いたいこと言ってるジャン。

ふふふふ。
だけどオイラは思う。
そう自分で書けばいいのに
そうそう、kiri子。

なんだか笑いがこみあげてきた。

kiri子が主人公の話が
芥川賞に繋がったらおもしろいだろうなぁ。
お風呂で、電話をする時代だ。
何が起きても、まったくもって
不思議じゃない。

楽しい時代なのかも…な。
kiri子が主人公で芥川賞
いったいどんな小説なんだろう。

でさ
今、オイラは、大笑いしてる。
なんだか、おかしくて、おかしくて。