どもです。Kiriです。

ヴィアーレのブログは、なみ平、まみち、kiriの3人で
回してます。
で、7月3日は、オイラの順番です。

なんとか、間に合った。
ふぅ~。

という訳で、ニッポンで一番冷たい雨の歌。
まとめに入ってます。
#005まで、続いてしまいました。
で、今回は#006。
オイラの悪いクセで、またまた、長くなってしまってる。

よろしかったら
恐縮なんですが
#005 こちらも、ご覧いただけたら、嬉しいです。

この記事は、ヴィアーレとポンポコ 
ふたつのブログをまたにかけて書いてます。
前回は、ポンポコのブログにアップしました。


さぁ、という訳で、今回も行きます。
で、フィクションなので、
いつもは、オイラは「オイラ」なのですが
今回は、「ボク」

気取ってみました。

えっ、似合わないってぇ~。
アハハハ、笑ってごまかすコトにしよっと。

さぁ、今回もフィクション。
その前に、BGM行ってみよう。
よろしかったら、聴きながら読んでくださいな。

linda ronstadt just one look


ヒロキは、今、
どこにいて、何をやってるんだろう。
元気でやっているのかな。
今は、まったく、接点はない。

あの頃
彼も、学生だった。
学生でありながら、仕事でアクセサリーを売り、
バンドで成功することをめざしていた。
彼は、渋いギターを弾いた。

頭の回転がとても速いヤツだった。
そして、優しかった。

ボクは
あのとき、
「ユキちゃん来るの。だったら帰るのやめた」
ただ、それだけ、言えばよかったんだ。

と、ボクのユキちゃんへの気持ちは
多分、ヒロキには、ばれてたろうな。
今は、そう思ってる。
ばれてるんだったらさ
そうさ、ホント、一言だけ、言えばよかったんだ。

帰るのやめた。

ボクが、唐突に
そろそろ帰るよって言っちゃったから…。
ヒロキにしてみれば
今でいうサプライズのつもりだったんだろうと思う。
突然、ユキちゃんがやってきて、ボクがビックリする。

寒い、寒い夜だった。
あの夜のネオンの灯りに照らされてた厚い雲。
路上から
歩く人ごしに見上げた空。
今でも、しっかり憶えてる。



ボクは、いそいそと、改札を出た。
ヒロキのところへ、もどろう。

歩きだして
やっぱり、それはできない。
ためらった。

ヒロキにばれちゃうよな。
ユキちゃんのこと、好きなんだって。

どうしようか。
そうか…。

改札の前で、
ヒロキのところへ顔を出した後
帰るユキちゃんを待つ。

うまく見つけられるかな。
でも、やってみようと思った。

問題がひとつある。
改札口が地上と地下とふたつ。
どちらも、同じくらいの大きさ。
ユキちゃんは、どっちを使うだろう。

確率は、1/2かぁ。
会える、会えない。
半分、半分。

もし、会えたら、それは運命だな。
そう感じた。

地下、地上、地下、地上。
どっちだ。

寒い夜だったので
ボクは、地上を選んだ。
地上の改札は、吹き抜けで、外と繋がってる。
まちがいなく、地下より寒い。

つらい思いをしたほうが
運命が味方してくれるような気がした。

駅の時計は21時15分。
改札の前。
閉店後のデパートの入り口のシャッター。
その横にある壁にボクはもたれた。

〔to be continued〕

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なんだか、この頃、
プーチンが一方的に悪いってわけでもないんじゃないか。
そんなふうにも、考えるときがある。

と、
オイラたちも
マスコミにプロパガンダされてるんじゃないかと、疑ってもみる。
ホントに、ニッポンで得られる情報って真実なの?

でもな、最終的には
こう思ってしまう。

プーチンが人殺しを仕掛けちゃったんだよなぁ。
戦争は、なんのためにするんだろう。
国のためか。
だったら、国なんか意味がない。

世界が平和でありますように。
オイラは、祈ります。