映画、「バスキアの全て」を観に行きました。
関東では渋谷の1館のみの上映でしたので、渋谷のスペイン坂のシネマライズへ。
バスキアは27歳で死んだ、天才でした。(ここにも天才は27歳で死ぬ伝説が!)
不思議で難解なアートをたくさん残しています。
彼は、7歳ごろに車にはねられて入院しました。
その時母親から与えられたのは、なんとグレイ解剖学書・・・・(゜◇゜)
解剖学に精通しているのは、これの影響だとか。
上の絵も、確かにそんな感じです。
アタマの中で、こういう複雑なデザインをもう出来上がってから描きはじめるんですね。
偶然できたバランスではなくて、ちゃんと考えて置いた筆なんだと、彼自身がインタビューで言っていました。
バスキアを知らなかった私。
映画は彼のドキュメンタリーで、さぞかし退屈だろうと思ったら、とんでもない!
面白かったです。とても。
70年代後半から80年代のNYの雰囲気も楽しめました。
NYの落書きから、1枚数千ドルもするセレブの絵へ。
金銭的価値は興味ありませんが、彼の作品が「面白い」のはとっても共感します!