後悔していた事の一つに、病気で苦しむ母に慰めの言葉をかけられなかったというのがあります。

優しい言葉をかけられなかった理由は、それをすることによって自分も母も心が折れてしまうような気がしてしまうのと、病気に対して負けを認めてしまうようで嫌だったというのがありました。

こんな私は親不孝で、これからもずっと罪の意識を持って生きていくでしょう。

しかし母の友人は、それは違うと言いました。

どんなに大きくなっても子供は子供。自分の子供に慰められるというのは、親にとってとても傷つけられる事でもあります。
情けない自分を思い知らされるのはつらい事です。

だから、それで良かったのよ、と言ってくれました。