モンスターペアレンツ、モンスターハズバンドなどのニュース記事を読むたびに苦笑してしまいます。

こんな人、本当にいるのだろうか?

お金があっても学校給食を支払わない親、生徒を叱ったら文句を言う親、、、

最初は信じられなかったのですが、最近ではもうそこらじゅうにいるという印象。


また、モンスターハズバンドなる単語も飛び出してきました。

陣痛で苦しんでる妻になんとかしろという夫、診療代や入院費を支払わなくても診療しろという人、

あげくのはてには、ここで診れないなら別の病院へ行くタクシー代をよこせとか、、、(笑)

もう恐喝ですよね、コレ。


でも、彼らは自分がまともな事を言っていると信じているんですよね。

なぜこういう言葉が出てくるのか?考えてみました。


思うに、全部ひっくるめて「想像力の欠如」だと思うんです。

社会を見れない人たちなのだと。


給食費を支払わない人がいれば、払っている人のお金でまかなうしかありません。

それは給食の質の低下、大袈裟に言えばおかずが一品減っちゃいます。

税金でまかなえば、その分他に使えたはずの税金が消えます。

例えば公園の遊具や学校の教材が減るとか、障害者への手当てが減るとか、

母子家庭への援助が減るとか。

さらに給食制度そのものが崩壊したら弁当を持たせなくてはいけません。

そうなったら給食費を支払わない親が大変になるんですが、、、

給食費をきちんと払うのは自分のためだということがきっと理解できないんだと思います。


病院への過剰サービスを強要する夫婦も、想像力の欠如といえます。

付き添いの夫の食事もサービスしてほしいと妻が病院へ要求、

断ると「高い室料を払っているのにありえない、詐欺だ」と言う。

(ホテルじゃない。病院なのに(^^;))

ではご要望に応じて、医師や看護師に夫の食事を買いに行かせたとします。

その間医師看護師不足の病院での不測の事態には、責任取ってもらいましょう。

他の妊婦さんに何かあった場合あなたが補償してください、となりますよね。


「情けは人のためならず。」

「迷惑」だって同じです。

他人への迷惑は自分に返ってくる。


あ、ちなみに「情けは人のためならず」の意味は、

情けをかけることはその人のためにならないよ、という意味ではないですよ(笑)

(こう思っている人がけっこういるらしいです(笑))