母の病気、潰瘍性大腸炎について書いています。
早速転院して、潰瘍性大腸炎に詳しいF先生の病院に通院しました。
転院の時、両親がどのように以前の病院と別れたのか知りません。
でもきっと、色々あったと思います。
両親の後々の会話の端々から推測しても、
快く送ってくれる事はなかったと思います。
今はそんな時代ではなく、どの病院も情報開示を
しっかりやってくれてると思います。
アメリカなどはセカンドオピニオンをむしろ、
自分の腕を証明するものとして歓迎しているそうです。
F先生の病院に通院するようになって、
消化器科のほかにも整形外科や内科などもそちらになりました。
科が違うと診るところも違い、当然出される薬も違います。
他の科で出された薬の中で、身体に合わない薬があったのか、
どうもその薬を飲み始めてから調子が悪い。。。
ためしに飲まないで過ごしてみたら、体調が戻った。。。
そんなことがありました。
医者から理由があって出された薬を飲まないなんて、おかしい!と私は思いましたが、
そのいきさつをF先生に話すと、F先生は
「アンタはエライ!」
と言ったそうです。面白い先生です。
母は、「F先生にエライ!って言われたよ~」とごきげんでした。
医者の出す薬を飲まないで、エライだなんて、、、
おかしな先生だな~と思いましたが。
今にして思えば、西洋医学が全てではないですし、
薬というものは必ず副作用があるし、自分の身体と相談しながら服用すべきですものね。
この頃、通院は近所のボランティアの女性にお願いして車で送り迎えをしてもらい、
乗り降りの介助をしていただいていました。
本当にありがたかったです。
家族みんな仕事をしなくてはならなかったですし、
病院にあわせて平日休む事は不可能だったからです。
でも、父はそれをとても嫌悪していました。
家族がいるのに、他人様に迷惑をかけるなんてとんでもない!恥だ!
そんな風に言っていました。
だからといって、父も生活のために働かないわけにいきません。
私だってそうです。
どうにもならない無力さに憤りを感じていたのだと思います。
でも、今も当時も私はこう思います。
「健常者だって他人様に迷惑をかけて生きている」
「迷惑をかけた分、恩返しすればいいだけのこと」
迷惑をかけることではなく、お世話になるということなんですよね。
その分、その人にではなくとも、社会に誰かに恩返しすればいいんです。
情けは人のためならずです。
世話になった分、誰かに親切にすればいいんです。
父のように、他人様に迷惑をかけた、と恥じることはないんです。
今だったらこんな風に説明して、母に暴言を吐くのをやめさせたり、
少ない楽しみの時間を減らさせたりなどさせなかったのですが。。。
当時私は反発ばかりで、上手に説得できませんでした。
我が家の場合、「申し訳ない」だとか、
負い目の気持ちからはあまり良いものは生まれなかったです。
「ありがとう」という感謝の気持ちがやっぱり一番です。