こんにちは
ベリーホームの近藤です。



昨日の夜から実家に帰っていました。




夜9時ごろ、

もうそろそろ今治に帰らなければいけない時間です。



帰り支度を済ませ、
最後に居間をのぞいて、
母に帰りのあいさつをしていたときの出来事です。




ガラガラガラ(ガラスばりの引き戸を引く音)


私「帰ります」

母「はいはい」


母「立ち上がれんけん今日は外まで行けません」

私「ok」


母「忘れ物ない?」

私「たぶんない気がする」


母「じゃあね」

私「はいはい!」



ガラガラガラ(引き戸を閉める音)




そしてここでふと
ねこにあいさつしとかないと・・・と思いまして。




ガラガラガラ(引き戸を再び開けた音)


私「ミルちゃん!!!!!!」


私「今から帰ってくるよ~~~!」


私「帰るよ~~~~!!!」


私「さびしいやろ~~~~~!!!!!」


母「『はよ帰れ』思いよらい」


私「そ、そんなことないよね~~~~~~~~!!!!!」


猫「(微動だにしない)」


私「(・・・・・・)」




ガラガラガラ(引き戸を閉めた音)



静かにため息をつきました。
いっつもこう。

いっつも私が帰る直前は

寝てるか、寝たふりするか、
こたつにもぐりこんでおくかして
逃げようとするんだから・・・。




ガサガサごそごそ(鞄を持つ音)


コンコンコン(靴を履く音)



しかし私はめげません。(耐性がついた)


最後の最後にも、

ねこの姿が見えなくとも、
猫に向かって叫ぶのです。





私「ミルちゃーん!またねー!」


母「もう帰ってくるな!(猫の言葉代弁中)」


私「ちょっと!ひどすぎやしない!?」


・・・と、
まぁ、ここまでいつもの恒例です。


でも、さすがにムッした私が
最後に言って帰った言葉がこちら。



私「来週も!帰ってきて!やるけんな!!!!!」


私「覚悟しておけ!!!!」




・・・オッホン。

少し言葉が乱暴になりましたが・・・。


毎回、帰り際はこういう茶番劇をして帰ります。



当の本人(猫)はというと、
「(なにやってんだか・・・)」という顔をして
人間に呆れているのでした。







ねこにあいてにされずとも。

それでもかわいいものはかわいいのです。





たとえ、
私が同じ部屋に入った瞬間に、
猫がとんで逃げようとも。



コタツの中にいるねこに
「ミルちゃんおった~~~!」
と話しかけたとたんに突然、顔を背けたとしても。



階段にのぼり、
半分だけ顔を出して、
上から見下ろされたとしても。



猫のほうに手を少し伸ばしただけで
「フーーーーッ」と威嚇された上に
「ひゃくれつけん」を繰り出されたとしても。






いいんです。
かわいいから。


いいんです。



なんだって許す。








それでは、ここまで読んでいただいて
ありがとうございました!