10/19 月曜日
一週間前に、動かないバイクを直してほしいと、女子に頼まれ
一つ返事で請け負った。

バイクは2年間放置された、むっくんのZZR250の不動車。
キャブのオーバーホールで直るだろうと安請け合いしたが
甘かった。

キャブは3回もバラシて、なんとかエンジンは掛かるようになったが、
何故か7000回転付近でエンジンが突然ストールする。

しない時はレッドゾーンまで普通に回る。
再現性が少ないので原因想定に悩む。

丁度7000回転で点火カット、リミッターが利く感じ

元のオーナーのむっくんから、そんな症状が出たころから
調子が悪くなり、バイクを放置するはめになったと証言を得た。

経験則からCDIが悪いだろうと考えヤフオクで手配する。
納車予定日の前日にCDIが入手できた。


意気揚々とCDIを替えるが直らず・・ 原因はちがった。

やばい 明日納車しないといけない。


とりあえずキャブは問題ないので、車体に組み付ける。

当然同調をしてキャブは完調させた。


 

徹夜で修理に取り組んだ結果、真の原因が分かり、無事完治して約束した納車日に
ZZR250は、さゆりさんの元に届けられた。

 


真因はなんとクラッチSWでした。 

スタンドを出したまま、クラッチを繋ぎギヤを入れるとエンジンが止まる安全回路


7000回転付近の振動でクラッチSWが一瞬誤動作してエンジンストールしていた。

コンタクトスプレーでSWを復活させようと試みたが、100%直ったと思えず、

SWを強制的にキャンセルさせる事で修理完了とした。

-----------------------------------------------------------------------------
納車翌日の10/20 


ZZR納車おめでとうツー企画が立ち上がり
仲間4名がツーに参加

ZZRに跨る新オーナーのさゆりさん

 

修理後に試乗して確認したかったが雨で出来ず、

ぶっつけ本番となってしまい、僕としては何かあったら問題ということで、
工具持参してメカニックという立場でツーに参加

調子よく走って3時間ほどしたところでアクセルワイヤーが戻りにくい不具合が発生。

10分間ほど路上で対処して事なきを得た。

さらに走り込んで、他に問題はないと判断したところで
昼食に


天竜にある百古里庵(すがりあん)という蕎麦屋
古民家を利用してお店にしている

10割そばが太くて固くて僕の口には合わなかった。
店の人が気を利かせ普通の二八蕎麦とハーフ&ハーフにしてくれたおかげで完食できた。


別料金のてんぷらは、イチジクの天ぷらが初体験でした。

 

おまけ     二人とも26歳の若手ライダー

 

-----------------------------------------------------

 

突貫修理とデビューツーリング
あわただしい時間に追われ
まるでサーキットのメカニックの様な体験でした。

ZZRの今後の活躍はライダーのさゆりさん次第ですね。
頑張って乗りこなして下さい。

おしまい。