試合速報
2018明治安田生命J2リーグ 第23節
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ヴァンフォーレ甲府 |
試合終了
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FC岐阜 |
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得点 |
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9 | シュート | 13 | ||||||||
10 | ゴールキック | 7 | ||||||||
5 | コーナーキック | 9 | ||||||||
10 | 直接フリーキック | 11 | ||||||||
1 | 間接フリーキック | 9 | ||||||||
1 | オフサイド | 9 | ||||||||
0 | PK | 0 |
位置 | 番号 | 選手 | SH | メンバー | 位置 | 番号 | 選手 | SH | ||||||||||||
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GK | 1 | 河田 晃兵 | 0 | 先発 | GK | 25 | ビクトル ![]() |
0 | ||||||||||||
DF | 34 | 今津 佑太 ![]() |
0 | DF | 2 | 阿部 正紀 | 0 | |||||||||||||
DF | 22 | 小出 悠太 | 0 | DF | 15 | 田森 大己 ![]() |
0 | |||||||||||||
DF | 6 | エデル リマ | 0 | DF | 3 | 竹田 忠嗣 ![]() |
1 | |||||||||||||
MF | 2 | 湯澤 聖人 | 0 | DF | 16 | 福村 貴幸 ![]() |
0 | |||||||||||||
MF | 40 | 小椋 祥平 ![]() |
0 | MF | 30 | 中島 賢星 ![]() |
1 | |||||||||||||
MF | 26 | 佐藤 和弘 ![]() |
3 | MF | 31 | 宮本 航汰 ![]() |
0 | |||||||||||||
MF | 27 | 阿部 翔平 | 0 | MF | 14 | 風間 宏矢 | 1 | |||||||||||||
FW | 7 | 堀米 勇輝 ![]() |
3 | FW | 7 | 田中 パウロ淳一 ![]() |
4 | |||||||||||||
FW | 24 | 曽根田 穣 | 1 | FW | 10 | ライアン デ フリース | 1 | |||||||||||||
FW | 18 | 道渕 諒平 ![]() |
1 | FW | 11 | 古橋 亨梧 ![]() |
4 | |||||||||||||
GK | 23 | 岡 大生 | 0 | 控え | GK | 21 | 原田 祐輔 | 0 | ||||||||||||
DF | 4 | 山本 英臣 ![]() |
0 | DF | 26 | 長沼 洋一 ![]() |
0 | |||||||||||||
DF | 28 | 橋爪 勇樹 | 0 | DF | 34 | 北谷 史孝 | 0 | |||||||||||||
DF | 35 | 高野 遼 ![]() |
0 | MF | 6 | 三島 頌平 ![]() |
0 | |||||||||||||
MF | 5 | 窪田 良 | 0 | MF | 23 | 小野 悠斗 ![]() |
1 | |||||||||||||
FW | 9 | ジネイ ![]() |
1 | FW | 9 | 山岸 祐也 | 0 | |||||||||||||
FW | 14 | 田中 佑昌 | 0 | FW | 24 | 難波 宏明 ![]() |
0 | |||||||||||||
上野 展裕 | 監督 | 大木 武 | ||||||||||||||||||
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交代 |
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警告・退場 |
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試合終了後 監督記者会見
総括の前に、7,798名の観客の皆様に集まっていただきまして、ありがとうございました。
選手は、良く動いて頑張りましたけれど、決める時に決めないと、押し切るときに押し切らないと、やはりこうゆう結果になるんだなということが良くわかった試合だと思いました。
自分たちのチャンスを作ることはできましたが、決めきることができず、そこからカウンターをくらい負けてしまったわけですが、課題を洗い出してまた次の1戦1戦、次の試合に向けて準備をしていきたいと思います。体力的に、足を攣っていた選手がたくさんいましたので、そこの課題も究明して次に取り組んでいきたいなと思います。以上です。
■質疑応答
■攻撃で決めきれればというところもあると思いますが、1-0で勝ちきる強さも必要ではないでしょうか。
1点決めて、その後、チャンスもあったんですが、岐阜さんが頑張ってポゼッションされまして、自分たちの体力を失っていったという所もあったと思います。また、フォアチェックに行こうとしましたけれども、かわされることが多く、余計体力的にきつくなったんだと思います。
攻撃も自分たちで構築をしていって点を取れるように、決定機をたくさん作ることで得点していくという形を練習してますので、(また)取り組んで行きたいと思います。守備の方も3失点しましたので、カウンターからやられて、クロスからやられてしまったわけですけれども、そこはまた課題を洗い出して練習に取り組んで、次の試合に向けて繋げていきたいなと思っています。
■山形戦のような展開になりましたが、同じようなかたちで負けたと分析していますか。
同じといいますか、1点取られて同点になって、自分たちでホームで勝ちたいというのがあって、前がかりになってカウンターでやられました。
また、クロスに対しても、クロッサーに対して、もう少し寄せたかったですし、フリーで上げられましたので、中もフリーにしてしまいましたので、クロスの守備の対応という所も含めてトレーニングしていきたいなと思っています。
■点を取られた場面で人数的には有利な状況の中での失点だったと思います。何が原因だと思いますか。
やはりクロスを上げる人をフリーにさせたこと、中もゾーンなんですけれども、人を捕まえるといいますか、フリーでやられてしまっていますので、そこのマークの受け渡しなのか、マークを見失ったのか、選手たちと後でビデオを見て検証して課題を克服していきたいなと思います。
■後半はサイドから行かれて、中盤からの戻りなど間延びしているように感じました。コンディションなどもあるとは思いますが、監督はどのように感じましたか。
おっしゃる通りだと思います。まず自分たちは攻守に渡ってコンパクトにやりたいと思っています。それが間延びをしてしまってセカンドボールを取られてとか、中盤で彼らにボールを拾われたりですとか、後はセカンドボールを(取られて)シュートを打たれたりした場面もあったと思います。
しっかり自分たちをコンパクトにしていくという所を、体力面なのか、切り替えの遅さからこのようになるのか、また選手たちとよくディスカッションして課題を克服していきたいなとは思います。
■甲府がファールをして、相手のフリーキックの時に、クイックリスタートを防ぐためにボール前に立つなどの荒っぽさが今日のゲームはなかったと思いました。監督はどのように見ていましたか。
クイックリスタートにつきましては、本当は邪魔したらいいけれども、カードになるんですけれども。どこに使うかというのは必要だと思いますし、向こうの方が攻守の切り替えは早かったとは思います。
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試合総評
明治安田生命J2第23節 『 甲府 1-3 岐阜 』
『 ホームでの激しい攻防戦!! 堀米選手が先制弾も、岐阜に逆転を許し惜敗。』
7月の3連休の中日となった第23節。甲府盆地は昼間から耐え切れないほどの暑さに包まれ、湿気と共に各地で40度近い気温を記録した。
甲府の風物詩ともいえる暑さをエネルギーに変え、J2リーグ後半戦のスタートダッシュを飾る勝ち点3が欲しい甲府。しかし、後半に3点もの逆転を許し、手痛い結果となってしまった。
湿気をたっぷりと含んだ生温い空気がまとわりつく。後半半ばになると、それは明らかに選手たちに追い打ちをかけていった。そんな中、かつて甲府の指揮官を務めた大木監督率いる岐阜は巧みなラインコントロールを駆使していく。甲府はセカンドボールをケア出来ないシーンも目立ち、翻弄されていってしまう。後半、相手の小野選手には1点、田中パウロ淳一選手に2点を奪われてしまった。
連敗が続いているFC岐阜はJ2で甲府に続く12位だったが、試合後、順位が入れ替わってしまった。苦しい試合が続くが、リーグ後半戦はもう始まっている。この逆境を早い段階から乗り越えなくてはJ1が見えてこない。本日の展開を振り返ってみる。
◆ ◇ ◆
甲府盆地特有の湿度の高い熱気が残る18時3分、甲府のキックオフで試合開始。
試合開始直後から甲府は相手DFラインへのフォアチェックでプレッシャーをかけ続け、そこからチャンスが生まれる。
前半11分。フォアチェックのプレッシャーで相手のパスをカット。佐藤選手が敵陣中央でボールを納め、前線の堀米選手にスルーパス。ペナルティーエリア内、ほぼ中央でボールを受けた堀米選手がGKビクトル選手の位置を確認し、左足でゴール左にシュートを流し込み、堀米選手の先制弾が決まる。甲府1-0岐阜。
前半16分。堀米選手が敵陣中央でボールを納め、ドリブルで駆け上がりペナルティーエリア前で自らシュート。回転を抑えたシュートだったがGKビクトル選手に弾かれる。
その後も甲府のフォアチェックと高いDFラインでチャンスを岐阜に与えない試合展開が続くが、前半40分にゴール正面ペナルティーエリア手前約10mの位置でセットプレーを与えてしまう。
キッカーは古橋選手。右足から放たれたドライブ回転のシュートはペナルティーエリア正面の壁の上を通過しゴール枠の右に飛ぶ。幸い枠からは外れていたが息をのむ瞬間だった。
甲府はその後も積極的に攻めるも追加点は奪えず、前半を1-0で折り返す。
監督ハーフタイムコメント
・DFラインを下げず、出来るだけ押し上げてコンパクトを保とう。
・DFラインは相手が入れてくる裏へボールを気を付けること。