直接現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口に評価&採点する独自採点のコーナー。今回の対象試合は、2月21日にホーム国立競技場にて行われたAFCチャンピオンズリーグ2023/24 ノックアウトステージラウンド16 第2戦蔚山現代FC戦です。


【蔚山現代FC戦第2戦独自採点】
河田(6)→相手との1対1の場面を止めるセーブはあったが、基本あまりシュートは飛んで来ず。パスを回され焦れる展開のなかでもDF陣に指示を出し、ハイボールの処理も無難にこなすなど落ち着きがあった。カウンターからの2失点はノーチャンス。

小林(6)→攻撃面では左足アーリークロスから何度か惜しいチャンスを作ったものの、上がった後のスペースを蔚山にうまく突かれ先制点被弾の要因に。ディフェンスで不安定さはみられたが、終了間際にCKのキッカーとして三平選手の得点をアシストし挽回した。

エドゥアルド・マンシャ(7)→相手の長身FW対策とセットプレーへの期待を込めて先発起用。持ち前の空中戦の強さを何度も発揮しプレスに来る相手をいなすテクニックも披露するなど、手足のリーチの長いマンシャ選手のディフェンスの良さが前面に出た印象。

今津(6.5)→マンシャ選手と協力しトライ&カバーの連携で相手のポストプレーヤーを封じる。前に奪いに行く意識も高かったので、厚みのあるチームの攻撃を生み出す原動力となっていた。エリア付近でこねる相手のドリブルにも我慢強く対応。

関口(5.5)→右サイドバックとして先発出場。果敢に前に出ていく左サイドに対して、チームのバランスを見ながら守備的なポジショニングをとる。全体的に攻撃参加が控えめだったため、もう少しアグレッシブに攻めても良かった。

佐藤(6)→ボランチとして先発出場。持ち前の足元のテクニック力をみせて効果的なロングフィードを前線に供給したものの、繋ぎのうまい相手のパスワークへのディフェンス対応は苦労していた印象。後半29分に途中交代。

木村(7)→ボランチとして佐藤選手とコンビを組む。自身の前方にスペースがあることを確認すると、タイミングの良い飛び出しで相手からの多少の当たりをものともせずに自ら持ち上がっていくプレーは効果的で素晴らしい。シュート意識も高く、攻撃参加から惜しいシーンも数多く作り出し中盤からリズムを生み出していた。運動量の多さから疲労が増した後半23分に途中交代したが、チームのなかで一番インパクトのある活躍をしたと思う。

宮崎(5.5)→普段はあまり入らない左のサイドハーフとして先発出場。サイドからカットインし利き足の右足でシュートを打ちたかったが、寄せの速さとフィジカルの強さをみせる相手守備陣に封じられていた感がある。同サイドの小林選手との連携もあまり目立たず。守備に追われる機会が増えて自分の得意としている仕事がほとんどできずに前半のみで途中交代。

鳥海(6)→右のサイドハーフとして先発出場。前線のファビアン・ゴンザレス選手やウタカ選手&宮崎選手と連動したプレスを試みて何度か前でのボール奪取に成功。ショートカウンターへ持っていく基盤は作れたが、その役割に力を傾けた影響で自身が特長にしているドリブル突破やテクニック力のあるプレーは影を潜めた。後半16分に途中交代。

ピーター ウタカ(6)→攻撃時は2トップ&守備時はトップ下に入るようなポジショニングをとる。動きにもキレがあり精力的に前線の守備をこなしつつ、タイミング良くチームの攻撃にも加わり決定機に多く絡むものの、肝心のシュートが決め切れず。相手GKの神がかったセーブもあったが、やはりチームの得点頭として巡ってきた決定的チャンスを決めないと評価は上がらない。

ファビアン ゴンザレス(6.5)→前半はウタカ選手&後半にはアダイウトン選手も加わり迫力ある攻撃の仕掛けを展開。ポストプレーを行いながら意表を突くミドルシュートも放つなど存在感を発揮。献身的な守備意識も評価できる。あとは得点力と体力のみ。後半16分に途中交代。


途中出場
アダイウトン(7)→後半開始から宮崎選手に代わり途中出場。左サイドに張りながらボールを受け、ドリブルで決定機まで持ち込むパワフルな特長を如何なく発揮。フィジカルを駆使したキープ力もあり、チームが攻め続けることになる後半の攻撃の完全な起点となっていた。

三平(6.5)→後半16分、ファビアン・ゴンザレス選手に代わり途中出場。精力的に前線でボールを追いながら体を張ってポストプレーを実行。また攻守に動く運動量は驚異的だった。終了間際にセットプレーから一矢報いるヘディングゴールを決める。

武富(6.5)→後半16分、鳥海選手に代わり途中出場。三平選手と協力して計画的なプレスを仕掛け相手のパスをカットするシーンを作り出すと、攻撃時にもバイタルエリアをうまく使ってドリブルするなど持ち味を発揮。後半の猛攻に攻守両面で貢献した。

林田(6)→後半23分、木村選手に代わり途中出場。幅広い中盤のエリアを動き回り、相手にプレッシャーをかけたりこぼれ球を回収するなど主に守備面で存在感を示す。攻撃面ではあまり目立たなかったが、味方をフォローする働きをみせた。

飯田(6.5)→後半29分、佐藤選手に代わり途中出場。右サイドにポジショニングをとり、積極的な攻撃参加でサイドのスペースをえぐる動きを披露。スピード感がありそれを突破するときや相手選手を追いかける守備時にも効果的だった。もう少し長くプレーを見たかった選手の一人。


指揮官
篠田監督(7)→3点差を追いかけなければいけないのでウタカ選手や宮崎選手をスタートから起用し、相手の長身選手対策でマンシャ選手を先発に抜擢。またセットプレーのシーンではファビアン ゴンザレス選手&マンシャ選手&今津選手とターゲットにできる存在を複数用意したのは評価できる。前半から選手たちは動き回っていたため後半途中から疲れてくることが想定されたが、アダイウトン選手を途中起用など交代カードで再びチームのギアを上げられたのもプラスポイント。試合は攻撃偏重の裏を相手にカウンター攻撃を受けて失点し敗れたが、最後まで持続して攻撃的に戦う気持ちを演出した篠田監督の功績は素晴らしかったと思う。この貴重な経験をこれから始まるリーグ戦でも活かしたい。




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