11月3日にホームで行われた2023年明治安田生命J2リーグ第41節ロアッソ熊本戦ですが、試合結果は2対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に挙げた鳥海選手とピーター ウタカ選手のゴールでした。
【良かった点】
この試合良かった点は3つ。まず1つ目は鳥海選手の起用で前線のプレス精度が高まったこと。前半ヴァンフォーレはスタートから積極的に仕掛けていき序盤の時間帯は理想的に展開していきますが、次第に熊本はこちらの組織的プレスをかわす術を身につけ、剥がして反撃の機会を作ることが多くなります。熊本はビルドアップ時にパスを細かく繋ぎながら左サイドに回していき、そこからプレスの網を回避してカウンター攻撃に結びつけていました。ヴァンフォーレの右サイドハーフの先発は宮崎選手。普段は組織的プレスの一員としてきっちりと動いて隙のない前線での守備参加をみせるのですが、この試合では足が止まってしまうことが多々あり、プレスに行ってほしいタイミングで寄せ切れない場面が多々ありました。ヴァンフォーレの右サイドをポイントとして熊本は攻守の切り替えを行い、手応えを掴んで前半の途中からは完全に熊本ペースの試合の流れになっていきました。しかしそれを修正したのは篠田監督の采配。いつもの動きがみられなかった宮崎選手に代えて鳥海選手をピッチに送り出し、前半のみで宮崎選手を代える決断を下します。結果的にはそれがうまくいき、プレスが甘くなっていた右サイドは鳥海選手の精力的な動きによって活性化し、前線での組織的プレスも鋭さを取り戻します。またボランチの選手も前に出ていくことで厚みのあるハイプレスへと繋がり、チームのリズムがさらに良くなった気がしますね。後半から再び試合の主導権を引き寄せたヴァンフォーレ。精力的にサボらずプレーする鳥海選手の努力が実を結び、後半13分には松田選手が放ったミドルシュートを相手GKが弾くと、そのこぼれ球に鳥海選手が詰めてゴールに押し込み先制点を決めます。鳥海選手は2試合連続ゴールを決めており、守備面の他に攻撃面でも最近のチームの好調を支えている原動力と言っても過言ではないと思います。
2つ目は無失点で抑えた守備陣の奮闘。前半の中ほどの時間帯から試合のペースは熊本に移っていきましたが、細かく連続したパスを中央のエリアでテンポ良く回していく相手の攻撃に手を焼き、決定機も数多く作られました。しかしあわやと思う場面になってもGK渋谷選手の好セーブで防ぎ、DF陣も最後まで体を相手に寄せていくことでシュート精度を下げる努力ができていましたね。それによって熊本が攻勢を仕掛ける時間を耐え、こちらが反撃するためのパワーを貯められたと思います。篠田監督は1点をリードした後半26分に関口選手&リードが2点となった後半34分にはマンシャ選手を投入してチームの守備力を強化。フォーメーションも可変しながら守備の隙をできるだけなくし、追い上げてくる相手の気力を削ぐような戦いができたと思います。また蓮川選手と井上選手のCBコンビも試合をこなすごとに連携力が高まっているように見えるので、熊本の攻撃を無失点に抑えた守備陣はとても頼もしく感じますね。
良かった点の3つ目はウタカ選手の存在感。この試合も最近の流れ同様に引き続きベンチからのスタートになりましたが、後半26分にクリスティアーノ選手に代わり途中出場するとその強い個性を発揮します。ピッチに入ってから4分後、井上選手が前に出てパスカットしたボールに反応し、ウタカ選手が右サイドからドリブルを開始。前方にスペースがあることを確認すると大きなタッチでボールを蹴り出して対応する相手選手を戸惑わせると、自身はスピードアップし相手を振り切る通称『裏街道』を発動。そして切り返して左足でのシュートはGKの伸ばした足に当たりますが、そのこぼれ球を素早く反応したウタカ選手が自らゴールに沈めて貴重な追加点を決めます。現在39歳とは思えないような洗練されたフィジカルを駆使したスーパーゴール。ウタカ選手は第25節の藤枝戦から現在までの約4ヶ月間ゴールに見離されていた状態でしたが、まさに会心の一撃と呼べる次に繋がるような結果を残せたと思いますね。
【気になった点】
この試合気になった点は1つ。それは決定機にシュートを打たない場面があること。最近のヴァンフォーレは決定機を数多く作れており、この熊本戦でも相手の守備網を突破し抜け出して相手GKと1対1のシーンを迎えるなど幾度か好機を演出しています。しかしシュートを打てるタイミングで踏み切れず、味方にパスを出す選択をしてしまい結局は戻ってきた相手DFに防がれるケースが目立ちます。もちろんそれ以上に好機を作り出しているので結果には結びついていますが、やはり一つ一つの決定機を確実に活かすことがより勝利に近づいていくポイントだと思います。後々苦しい展開にしないためにもゴールを狙っていく勇気と自分を信じる強い気持ちをプレーでみせてほしいですね。
…この勝利により今シーズンのヴァンフォーレの成績は、18勝10分け13敗の勝ち点64としてJ1昇格プレーオフに進出できる6位をキープしています。しかし同じ勝ち点64で山形が迫っており、8位長崎(勝ち点62)までプレーオフ入りの可能性を残す大混戦状態となっています。今シーズンもいよいよ残り1試合。最終節ではヴァンフォーレと山形が戦う大一番が控えています。厳しい戦いになることは予想できますが、この一戦を制してプレーオフ出場の権利を勝ち取りたいですね。
【HOME REPORT】ホーム最終戦 。 いざ、クライマックスへ。
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【良かった点】
この試合良かった点は3つ。まず1つ目は鳥海選手の起用で前線のプレス精度が高まったこと。前半ヴァンフォーレはスタートから積極的に仕掛けていき序盤の時間帯は理想的に展開していきますが、次第に熊本はこちらの組織的プレスをかわす術を身につけ、剥がして反撃の機会を作ることが多くなります。熊本はビルドアップ時にパスを細かく繋ぎながら左サイドに回していき、そこからプレスの網を回避してカウンター攻撃に結びつけていました。ヴァンフォーレの右サイドハーフの先発は宮崎選手。普段は組織的プレスの一員としてきっちりと動いて隙のない前線での守備参加をみせるのですが、この試合では足が止まってしまうことが多々あり、プレスに行ってほしいタイミングで寄せ切れない場面が多々ありました。ヴァンフォーレの右サイドをポイントとして熊本は攻守の切り替えを行い、手応えを掴んで前半の途中からは完全に熊本ペースの試合の流れになっていきました。しかしそれを修正したのは篠田監督の采配。いつもの動きがみられなかった宮崎選手に代えて鳥海選手をピッチに送り出し、前半のみで宮崎選手を代える決断を下します。結果的にはそれがうまくいき、プレスが甘くなっていた右サイドは鳥海選手の精力的な動きによって活性化し、前線での組織的プレスも鋭さを取り戻します。またボランチの選手も前に出ていくことで厚みのあるハイプレスへと繋がり、チームのリズムがさらに良くなった気がしますね。後半から再び試合の主導権を引き寄せたヴァンフォーレ。精力的にサボらずプレーする鳥海選手の努力が実を結び、後半13分には松田選手が放ったミドルシュートを相手GKが弾くと、そのこぼれ球に鳥海選手が詰めてゴールに押し込み先制点を決めます。鳥海選手は2試合連続ゴールを決めており、守備面の他に攻撃面でも最近のチームの好調を支えている原動力と言っても過言ではないと思います。
2つ目は無失点で抑えた守備陣の奮闘。前半の中ほどの時間帯から試合のペースは熊本に移っていきましたが、細かく連続したパスを中央のエリアでテンポ良く回していく相手の攻撃に手を焼き、決定機も数多く作られました。しかしあわやと思う場面になってもGK渋谷選手の好セーブで防ぎ、DF陣も最後まで体を相手に寄せていくことでシュート精度を下げる努力ができていましたね。それによって熊本が攻勢を仕掛ける時間を耐え、こちらが反撃するためのパワーを貯められたと思います。篠田監督は1点をリードした後半26分に関口選手&リードが2点となった後半34分にはマンシャ選手を投入してチームの守備力を強化。フォーメーションも可変しながら守備の隙をできるだけなくし、追い上げてくる相手の気力を削ぐような戦いができたと思います。また蓮川選手と井上選手のCBコンビも試合をこなすごとに連携力が高まっているように見えるので、熊本の攻撃を無失点に抑えた守備陣はとても頼もしく感じますね。
良かった点の3つ目はウタカ選手の存在感。この試合も最近の流れ同様に引き続きベンチからのスタートになりましたが、後半26分にクリスティアーノ選手に代わり途中出場するとその強い個性を発揮します。ピッチに入ってから4分後、井上選手が前に出てパスカットしたボールに反応し、ウタカ選手が右サイドからドリブルを開始。前方にスペースがあることを確認すると大きなタッチでボールを蹴り出して対応する相手選手を戸惑わせると、自身はスピードアップし相手を振り切る通称『裏街道』を発動。そして切り返して左足でのシュートはGKの伸ばした足に当たりますが、そのこぼれ球を素早く反応したウタカ選手が自らゴールに沈めて貴重な追加点を決めます。現在39歳とは思えないような洗練されたフィジカルを駆使したスーパーゴール。ウタカ選手は第25節の藤枝戦から現在までの約4ヶ月間ゴールに見離されていた状態でしたが、まさに会心の一撃と呼べる次に繋がるような結果を残せたと思いますね。
【気になった点】
この試合気になった点は1つ。それは決定機にシュートを打たない場面があること。最近のヴァンフォーレは決定機を数多く作れており、この熊本戦でも相手の守備網を突破し抜け出して相手GKと1対1のシーンを迎えるなど幾度か好機を演出しています。しかしシュートを打てるタイミングで踏み切れず、味方にパスを出す選択をしてしまい結局は戻ってきた相手DFに防がれるケースが目立ちます。もちろんそれ以上に好機を作り出しているので結果には結びついていますが、やはり一つ一つの決定機を確実に活かすことがより勝利に近づいていくポイントだと思います。後々苦しい展開にしないためにもゴールを狙っていく勇気と自分を信じる強い気持ちをプレーでみせてほしいですね。
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