日本のクラブチームNo.1を決める天皇杯。2回戦から登場するヴァンフォーレは、明日7月3日にホーム山梨中銀スタジアムでFC岐阜と対戦します。週末に行われるJ2リーグの合間に開催される過密日程なので、普段リーグ戦に常時出続けているメンバーはこの試合は休養に充てられることが濃厚。従って今回はリーグ戦ではなかなか日の目を見ない出場機会に飢えている若手選手中心のメンバー構成で臨むことが予想されます。

まずはGK。リーグ戦の絶対的な守護神である河田選手は、前節の徳島戦で退場処分を受けたため次の柏戦には出場できません。彼の代わりとしてベンチにいた岡西選手の起用が濃厚になっています。岡西選手はチーム在籍7年目ですがリーグ戦出場は2016年の横浜F・マリノス戦での1試合のみ。キャリア2試合目となる久しぶりのリーグ戦出場がシーズン前半戦の大一番と言われる柏レイソル戦になる可能性が高いので、重要な役回りを務めることになります。カップ戦ではもちろん出場経験がありますが約3年ぶりの出場で試合勘が気になるため、この天皇杯の舞台で試合勘を養うことが岡西選手の今回のミッションとなります。彼が得意としている左足の精度の高さとハイボールの強さを存分に発揮してほしいですね。

DFはハイボールの強い選手の台頭がキーポイント。というのも最近のヴァンフォーレはセットプレーからの失点が増加傾向にあり、ゴール前で相手の攻撃を力強く跳ね返せる存在が見当たらないのが現在の問題点。昨シーズン24試合に出場し、抜群の身体能力を活かしたジャンプ力と競り合いで激しくチャージに行ける今津選手を中心に、空中戦を制してセットプレーのディフェンスの核となるべき選手がハイボールを跳ね返し続ける姿を今回見せてほしいと思います。あとは湯澤選手。昨年10月から長期離脱中でしたが、ここまで順調にリハビリを続けており全体練習やTMなどにも出場できるまで回復しています。あとは瞬時に120%の力を使う実戦の舞台で耐えられる強度があるのか、完治できているのか分かる試合だと思います。右のウイングバックは現在スタメンの座を複数の選手で争う乱立状態なので、湯澤選手が安定した力を披露できれば一気にレギュラーが固まる可能性があります。湯澤選手のパフォーマンスにも注目だと思います。

MFの注目選手は後藤選手と中山選手の2人。後藤選手は前所属のYS横浜でチームの中心として活躍。高精度の左足キックを誇るパサーとして昨シーズン強烈なインパクトを残してヴァンフォーレに加入しましたが、今シーズンのリーグ戦の出場時間は第7節岐阜戦の1分間のみ。ヴァンフォーレが推し進める戦術理解がなかなか習得できないのか、出番に恵まれないもどかしい日々を過ごしています。しかしポテンシャルはチームのなかでも屈指の能力があると個人的には思っているので、この天皇杯の舞台でアシストを記録し飛躍するきっかけを掴んでほしいと思います。中山選手は今シーズン加入した高卒ルーキー。昨シーズンは特別指定選手としてルヴァンカップ準々決勝の舞台で1ゴール1アシストの衝撃的な活躍を残しましたが、前評判が高い状態で正式入団した今シーズンは負傷や世代別代表への招集などが重なりチーム内でのアピールが満足にできず、まだリーグ戦での試合出場がありません。同期の宮崎選手が着実にリーグ戦での試合経験を積むなかで、中山選手は悔しさを滲ませながら出場のチャンスを虎視眈々と狙っていると思います。ドゥドゥ選手や曽根田選手などシャドーの選手に負傷者が相次いでいるなかで今回印象的な活躍ができれば、宮崎選手同様彼にも出場の機会はやってくると思います。中山選手というヴァンフォーレのダイヤの原石が磨かれる試合になることを期待したいですね。

FWは金園選手&ジュニオール・バホス選手&太田選手の3人。金園選手は湯澤選手と同じ時期にケガを負い長期離脱中。現在懸命にリハビリを行っていますが、この天皇杯の舞台に間に合うかは微妙な状況。しかし数分間の途中出場ができるだけでもチームにとって今後の財産になります。無理はせずに後半戦チームを加速させるキーマンとなれるように力を溜めてほしいですね。バホス選手は昨シーズン19試合11得点と結果を残しましたが、今シーズンは伊藤監督の信頼を勝ち取れずに6試合の出場のみと苦しんでいます。その状態に拍車をかけるように慢性的な負傷にも悩まされており、本人の士気も低下気味。しかしバホス選手がピーターウタカ選手を脅かす存在になれたらチームにとってそんなに頼もしいことはありません。彼の圧倒的なスピードは今のヴァンフォーレのチームスタイルに合うと個人的には思っているので、もし出場できるコンディションであれば余計なことを考えない攻撃に専念できる1トップのポジションで今回起用してほしいですね。在籍2年目の太田選手はマークを外し一瞬のスピードで相手守備網を抜け出す動きが得意な選手。しかしフィジカル勝負で相手に競り負ける機会が目立つので、オフザボールの場面で相手とまともに競り合わなくても勝負できるポジション取りを意識してプレーしてほしいですね。個人的には太田選手が本命不在のシャドーや1トップのポジション争いに割り込んでいってほしいのが願望です。


この天皇杯2回戦FC岐阜戦での試合出場メンバーは予想が難しいのでしませんが、先ほど挙げた選手たちが活躍したら今後のリーグ戦にも繋がってくると思います。あと大会の本質のところですが、J2上位チームとして2回戦ではさすがに負けられません。増しては会場が山梨中銀スタジアムということもあり、ヴァンフォーレらしい得点力のあるサッカーを展開して勝利し、次のラウンドに進んでほしいと思います。




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