3日にホーム山梨中銀スタジアムにて行われた2019年明治安田生命J2リーグ第7節FC岐阜戦ですが、試合結果は2対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に挙げたドゥドゥ選手の2ゴールでした。


前節の岡山戦から中3日と過密日程をこなしているヴァンフォーレはメンバーをガラリと変更。まず武岡選手を3バックで使いボランチには久しぶりの先発復帰となる新井選手を起用すると、右のウイングバックにはベテラン田中選手を抜擢。そして1トップには2試合連続後半アディショナルタイムにゴールを決めている佐藤洸選手がチームの重責を担います。ピーターウタカ選手やジュニオールバホス選手&佐藤和選手などこれまでの試合で存在感を示していた選手を外す決断には驚きましたが、またフレッシュな力に伊藤監督の期待の表れが出ていましたね。

試合はフレッシュな分よく動いて運動量で勝負していこうとしたヴァンフォーレの選手たちでしたが、これまでの試合で積み重ねてきた岐阜の連係力と中央の縦ラインを重視する戦術に苦しめられて主導権を握られます。また中央を固めているならサイドを使った展開をしていきたかったものの、相手の阿部選手を中心としてサイドバックも常に警戒していたために効果的な攻撃に繋げられませんでしたね。セカンドボールも拾われていたので攻撃が単発に終わり、守勢に回る機会が多くなりました。押されたまま折り返した後半もボールを保持する岐阜のペースは続きますが、その悪い流れを変えたのはエース背番号10とウイングバックの活躍でした。

後半17分、右サイドを駆け上がった田中選手がアーリークロスをゴール前に供給。クロスはニアにいた佐藤洸選手と相手DFを越え、その裏で待ち構えていたドゥドゥ選手のもとへ。ドゥドゥ選手は体をうまく合わせながらボレーシュートをジャストミートさせ、強烈な弾道がゴールに突き刺さります。クロスボールの落下点をいち早く掴んだドゥドゥ選手と不慣れなポジションながらも正確なパスを出した田中選手のプレーは見事でしたね。押されていたなかでの先制点はヴァンフォーレの選手に活力を与えました。先制点の6分後の後半23分には左サイドを荒木選手が果敢に仕掛けると、対峙する相手DFの手前からこちらも早いタイミングでのクロスボールをゴール前に放り込みます。鋭くカーブするボールに反応したのがこれまたドゥドゥ選手。強烈なヘッドは相手GKの手を弾きながらゴールラインを割ります。1点目のボレーシュートも2点目のヘディングシュートも素晴らしかったのですが、個人的には彼のゴールに結びつけた田中選手と荒木選手のクロスボールをより褒めたいですね。先ほども言ったように岐阜は中央のエリアを密集させる独特のスタイルで臨んでいました。しかし中央には人数をかけられますが、サイドが手薄になるスカウティングも入っていたと思います。序盤は相手に警戒されてうまくサイド攻撃を仕掛けられませんでしたが、後半になって相手の攻勢が続くなかでカウンター攻撃で一瞬の隙を突けたのは大きかったですね。岐阜はこの先制点で精神的ショックが生まれ、逆にヴァンフォーレの選手たちには自信が芽生えました。荒木選手は相手が前にいようと積極的に仕掛けることができたのもこのような心の変化によるもので、彼の積極性が追加点を呼び込みました。

2点のリードを奪ったヴァンフォーレは、リードしていたこれまでの試合の流れと同じくリスクをかけずにしっかりと守備ブロックを形成していく守備的なスタイルを採用し、反撃に出ようとする相手をシャットアウト。移籍後初出場となる後藤選手をデビューさせるなど今後に向けた布石を打つ采配をみせる盤石な展開で2対0で勝利。J2でホーム100勝目を記録するメモリアルゲームとなりました。

この試合では横谷選手や武岡選手などベテラン選手の攻守に渡るサボらない献身的なプレーや荒木選手の積極性&競り合って高確率でマイボールにできる佐藤洸選手の働きなど、総合的な力によって悪い流れから展開をこちら側に引き寄せたきっかけになったと思いますね。今シーズン4度目の無失点は精力的にチームプレーを行うスタイルが定着している結果と言えるし、ゲームを締める伊藤監督の采配もうまくいっています。なにより苦しんでいる状況から流れを変えていく選手たちの気迫と根性は、勝利に向けて一体になっていると感じましたね。ここ2試合は終盤の時間帯にかろうじて追いついて引き分けに持ち込む展開が続きましたが、その追いつく努力が実を結び、チーム全体で掴み取った念願の白星と言えるでしょう。


今回の勝利でヴァンフォーレは今シーズンの成績を4勝3分けとして勝ち点を15に伸ばしました。前節まで首位だったFC琉球が敗れ2位の水戸が引き分けたため、3位のヴァンフォーレが今節の首位浮上に成功。水戸と柏が同勝ち点で並んでいるとはいえ、これらの強豪を抑えて首位に立つことは選手たちにさらなる勇気と自信を与える結果となりましたね。今シーズン4度目のクリーンシート&J2でホームゲーム100勝目&首位浮上とヴァンフォーレにとって良い出来事が連続で起こりました。強いて言うなら前半からヴァンフォーレペースで試合を進めて快勝してほしかったのですが、今後に向けてJ2での正解の戦い方が分かるような試合だったと思いますね。これで開幕から7戦負けなし。この勢いでシーズンを突き進んでいきましょう!



【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsFC岐阜 明治安田生命J2リーグ 第7節 2019/4/3





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