ホーム最終戦となったロアッソ熊本戦。試合結果は2対0とヴァンフォーレが勝利し、連続不敗記録も23試合に更新。約1万3000人もの観客が集まった中銀スタジアムは大いに沸きました。この試合ヴァンフォーレが勝利できた要因を自分なりに考えてみたいと思います。
まずは相手の熊本は対戦相手が首位のチームということとアウェーゲームということ、そして得点ランキングトップを独走するダヴィ選手がいることで、非常に守備的な戦術を採ってきました。自陣に人数をかけて守り、攻撃は得点力のあるFW武富選手を中心としたカウンター主体で一発を狙ってきました。ダヴィ選手に対して複数の選手で常にマークするなど最大限の警戒をしており、ヴァンフォーレとしたら前半はとても戦いにくかったと思います。FWダヴィ選手はもちろん、MFフェルナンジーニョ選手にも相手選手がついていて思うように仕事をさせてもらえていなかったので、攻撃の組み立ては比較的プレッシャーの受けない中盤の底のMF山本選手が主に担当していました。山本選手はパスコースを遮断されている中でフワリとした浮き球やタイミングをずらしたパスなどを試して固い相手守備陣を崩す工夫をしていましたね。しかし熊本も集中力が切れることなく前半はスコアレスで折り返します。
後半の序盤も相手は戦い方を変えずに守備を固めてきました。ヴァンフォーレの攻撃はなかなかフィニッシュに繋がらずあまりうまくいっていなかったのですが、守備は盛田選手とドウグラス選手を中心に組織的に動いていて、相手のカウンター攻撃をシャットアウトできていましたね。それは相手のカウンター攻撃が単調だったため、ロングボールの出しどころと受け手に対してプレッシャーをかけられたことがうまく防いでいた要因と言えますが、ロングボールの終着点に盛田選手かドウグラス選手という競り合いが強いタイプの存在が常に跳ね返していたことが、ピンチらしいピンチを相手に作らせなかったことに結びついていると思います。
ヴァンフォーレの圧力が強まり、攻撃に迫力を増してきたのもその守備の安定があったからだと思います。後ろに信頼感があるので攻撃を仕掛ける位置が相手ゴールにより近くなり、サイドからも果敢に上がることができてゴールに際どいプレーも多くなり後半11分のオウンゴールが生まれたと思います。まあフェルナンジーニョ選手のクロスボールの質も素晴らしかったのでが、全体で相手を押し込んでいたので相手のミスを誘えましたね。
ヴァンフォーレが先制してしまえば相手は白星&引き分けに持ち込むためにはゴールを奪わなければいけないですから、リードしているヴァンフォーレが精神的に優位に立てます。先制点後に投入されたMF井澤選手は複数のポジションがこなせるユーティリティー性を活かしてピッチを流動的に動き回ります。後半29分の追加点となったシーンでは、右サイドの中盤の下がり目の位置から前線へカットインするように中央のバイタルエリアに侵入していき、ダヴィ選手とのワンツーで抜け出してシュートを決めました。ダヴィ選手にパスを出した瞬間、相手守備陣は全員ダヴィ選手のその後のプレーを警戒するようなリアクションをとっており、すぐにワンツーではたくことで誰も井澤選手についていかなかったですね。ダヴィ選手には絶対に仕事をさせないという相手の警戒心を逆手に取った巧い選択だったと思います。
この内容で2点奪ってしまえばあとは安心して試合を観ていられましたね。単発の相手のカウンター攻撃はことごとくヴァンフォーレ守備陣に跳ね返され、またMF石原選手を使うことで相手のパスの供給者にプレスをかけてロングボールの精度を落とさせたので、相手の攻撃は危ないシーンに繋がりませんでした。ヴァンフォーレはダヴィ選手頼みのチームと言われることがありますが、ダヴィ選手のプレーはもちろん彼を囮に使った井澤選手のプレーや献身的にプレスをかけられる石原選手のような存在、また盛田選手やドウグラス選手を中心に相手の攻撃を跳ね返す力を持った選手などチーム全員が連動して結びつき、精力的にチームのために動いているからこそ試合が終わったときに勝利に繋がっていると思いますね。
終盤は次節出場停止となるダヴィ選手の代わりの存在として期待されるFW高崎選手も少ない時間ながら使うことができ、彼の積極的なプレーにより惜しいシュートシーンも生まれました。試合勘が不安だった高崎選手もこのチャンスに絡むことによってストライカーとしての自信を多少回復させることができたと思います。最終節での先発出場が濃厚となっている高崎選手のモチベーションを高めることができたのは、のちのチームのプラス材料となりそうですね。
多くの収穫点を得た反面で、数多くの決定機を外してきたという決定力の課題も出ましたが、何はともあれホーム最終戦を白星で飾ることができたのは素直に嬉しいですね。試合終了後からのあの喜びの時間は最高でしたが、今シーズンはもう一戦残っています。今一度気持ちを引き締めてアウェー京都との最終戦に臨んでほしいと思います。
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まずは相手の熊本は対戦相手が首位のチームということとアウェーゲームということ、そして得点ランキングトップを独走するダヴィ選手がいることで、非常に守備的な戦術を採ってきました。自陣に人数をかけて守り、攻撃は得点力のあるFW武富選手を中心としたカウンター主体で一発を狙ってきました。ダヴィ選手に対して複数の選手で常にマークするなど最大限の警戒をしており、ヴァンフォーレとしたら前半はとても戦いにくかったと思います。FWダヴィ選手はもちろん、MFフェルナンジーニョ選手にも相手選手がついていて思うように仕事をさせてもらえていなかったので、攻撃の組み立ては比較的プレッシャーの受けない中盤の底のMF山本選手が主に担当していました。山本選手はパスコースを遮断されている中でフワリとした浮き球やタイミングをずらしたパスなどを試して固い相手守備陣を崩す工夫をしていましたね。しかし熊本も集中力が切れることなく前半はスコアレスで折り返します。
後半の序盤も相手は戦い方を変えずに守備を固めてきました。ヴァンフォーレの攻撃はなかなかフィニッシュに繋がらずあまりうまくいっていなかったのですが、守備は盛田選手とドウグラス選手を中心に組織的に動いていて、相手のカウンター攻撃をシャットアウトできていましたね。それは相手のカウンター攻撃が単調だったため、ロングボールの出しどころと受け手に対してプレッシャーをかけられたことがうまく防いでいた要因と言えますが、ロングボールの終着点に盛田選手かドウグラス選手という競り合いが強いタイプの存在が常に跳ね返していたことが、ピンチらしいピンチを相手に作らせなかったことに結びついていると思います。
ヴァンフォーレの圧力が強まり、攻撃に迫力を増してきたのもその守備の安定があったからだと思います。後ろに信頼感があるので攻撃を仕掛ける位置が相手ゴールにより近くなり、サイドからも果敢に上がることができてゴールに際どいプレーも多くなり後半11分のオウンゴールが生まれたと思います。まあフェルナンジーニョ選手のクロスボールの質も素晴らしかったのでが、全体で相手を押し込んでいたので相手のミスを誘えましたね。
ヴァンフォーレが先制してしまえば相手は白星&引き分けに持ち込むためにはゴールを奪わなければいけないですから、リードしているヴァンフォーレが精神的に優位に立てます。先制点後に投入されたMF井澤選手は複数のポジションがこなせるユーティリティー性を活かしてピッチを流動的に動き回ります。後半29分の追加点となったシーンでは、右サイドの中盤の下がり目の位置から前線へカットインするように中央のバイタルエリアに侵入していき、ダヴィ選手とのワンツーで抜け出してシュートを決めました。ダヴィ選手にパスを出した瞬間、相手守備陣は全員ダヴィ選手のその後のプレーを警戒するようなリアクションをとっており、すぐにワンツーではたくことで誰も井澤選手についていかなかったですね。ダヴィ選手には絶対に仕事をさせないという相手の警戒心を逆手に取った巧い選択だったと思います。
この内容で2点奪ってしまえばあとは安心して試合を観ていられましたね。単発の相手のカウンター攻撃はことごとくヴァンフォーレ守備陣に跳ね返され、またMF石原選手を使うことで相手のパスの供給者にプレスをかけてロングボールの精度を落とさせたので、相手の攻撃は危ないシーンに繋がりませんでした。ヴァンフォーレはダヴィ選手頼みのチームと言われることがありますが、ダヴィ選手のプレーはもちろん彼を囮に使った井澤選手のプレーや献身的にプレスをかけられる石原選手のような存在、また盛田選手やドウグラス選手を中心に相手の攻撃を跳ね返す力を持った選手などチーム全員が連動して結びつき、精力的にチームのために動いているからこそ試合が終わったときに勝利に繋がっていると思いますね。
終盤は次節出場停止となるダヴィ選手の代わりの存在として期待されるFW高崎選手も少ない時間ながら使うことができ、彼の積極的なプレーにより惜しいシュートシーンも生まれました。試合勘が不安だった高崎選手もこのチャンスに絡むことによってストライカーとしての自信を多少回復させることができたと思います。最終節での先発出場が濃厚となっている高崎選手のモチベーションを高めることができたのは、のちのチームのプラス材料となりそうですね。
多くの収穫点を得た反面で、数多くの決定機を外してきたという決定力の課題も出ましたが、何はともあれホーム最終戦を白星で飾ることができたのは素直に嬉しいですね。試合終了後からのあの喜びの時間は最高でしたが、今シーズンはもう一戦残っています。今一度気持ちを引き締めてアウェー京都との最終戦に臨んでほしいと思います。
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