下側の写真の野菜(上の写真は箱)を扱いながら、ふと考えた。
どのように呼ぶのが一般的なのだろうか?
15年くらい前の記憶だが、今よりも、上の野菜をアンディーブと呼ぶ人、チコリと呼ぶ人がまちまちで、中にはエンダイブと呼ぶ人もいた。
洋食の料理人の育ち(フランスで修業したとか、アメリカで修業したとか)などで違うようだった。
箱に書いてある「ENDIVES」の「ENDIVE」が、フランス語読みだとアンディーブとなる。
同じ野菜を、イギリスでは、chicory(チコリ)と呼ぶ。
googleで検索してみた。
検索結果数 アンディーブ 107,000件<チコリ 670,000件となっていた。チコリのほうが圧倒的に多い。
クックパットでも検索してみたら、アンディーブとチコリは同じ野菜として検索され、同数の226件だった。・・・ちょっと感心した。
おそらく一般的にもチコリが浸透しているのではないだろうか。
そこでエンダイブ。下の野菜の名前だが、イギリス英語表記で「endive」と書き、エンダイブと呼ぶのが一般的。
すこし、整理すると。
endiveをフランス語読みするとアンディーブで、
endiveを英語読みするとエンダイブで、となる。
ちなみにというか、エンダイブ、は、アメリカでは、なんと
chicoryと書いてチコリと呼ぶ。日本でも少数ではあるが、チコリと呼ぶ人もいる。
再度整理してみよう。
=アンディーブ「フランス語呼び方)=チコリ(イギリス・日本呼び方)
=エンダイブ(イギリス・日本呼び方)=チコリ(アメリカ呼び方)
となる。
あまり整理できていない気もする。