2022年もあっという間にもう6月。

というわけで恒例のアイドル楽曲大賞2022(上半期)を選んでみた。

対象期間は2021/12月~2022/5月。

 

アイドル楽曲大賞 2022年上半期編

 

Y / 内山結愛

 

アイドルグループRAYのメンバー内山結愛の初ソロ曲。作詞作曲は気鋭の若手アーティスト諭吉佳作/men。

イントロからまず度肝を抜かれる。ちょっと普通じゃない(褒めてる)。常人の感性では思い浮かばない不穏なメロディーが続く。聴いているうちにどこか非日常的な空間に連れていかれる。そんな不思議な感覚に襲われる。一度聴いたらまた聴きたくなる。中毒性のある楽曲だ。

南波一海氏のアイドル三十六房 R-グランプリ2021では4位に選出。吉田豪が選ぶ2021年の年間ベストソングにも選出されている。

内山さんといえばアルバムレビューを定期的に書いたり一日一アルバムと称してTwitterで毎日感想を書き込むなど、知的で真面目そして努力家というイメージ。アイドルにしておくのはなんかもったいない人材。

残念ながら個人的にはRAYの楽曲があまりささらないので(ごめんなさい)、内山さんには時々こんな感じでソロ曲を出していただきたいなと。

(ちなみにクラウドファンディングで資金調達して作られた本曲。リターンのCD-R発送が2021年11月30日頃らしいので、もしかすると厳密には2022年の楽曲大賞にいれてはいけないかもしれないけど、まぁ細かいことはいいよねぇ)

 

アップルストアーはりんご屋です / アルプスおとめ

 

RINGOMUSUMEの妹グループにあたる4人組アイドルグループ。

まずMVに日本語歌詞が丁寧に表示されるのだが、何を歌っているのか全然意味がわからない。いや歌詞が表示されてるんだからさすがに意味わかるだろって話なんだが、本当に全然わからない。これはMV見れば一目瞭然。

ちなみにネット探すとファンの方が津軽弁解説をされているので、それでなんとか意味をできる(津軽弁むずかしすぎるw)

そして何と言っても特筆なのは一度聴いたら頭から離れないサビのメロディー。

この中毒性はなんなん。インパクトがハンパないです。多田さん恐るべし。

さてこの楽曲はまだ彼女たちがアルプスおとめだった時期にリリースされたのだが、現在は前RINGOMUSUMEメンバーが全員卒業したことをうけて、今年の4月からは4人のメンバーがそのまま新生RINGOMUSUMEとして活動を開始。いまや日本で最も知名度の高いローカルアイドルグループなだけに今後の期待度は大。

 

セピア色メモリー / YORUWAKOREKARA

 

残念ながら今年の2月で解散となってしまったヨルコレさんのラストシングル「what do u think?」のカップリング曲。作詞は元EspeciaのHALLCAさん。宇多丸さんも某ラジオで絶賛していた名曲。

ヨルコレさんは本当によい楽曲ばかりだったので解散は残念。楽曲がよくても売れないと続けられないんだよな。悲しい。

メロウな曲調ながらサビの「Stand up。Stand up。ここにはいつまでもいられないでしょ」という前向きな歌詞が救い。ちょっと気持ちが沈んでいるときに聴くと、癒され、そして少しだけ前向きになれる1曲。

ちなみにHALLCAさんが定期的におこなっているYoutube Liveでは、HALLCAさんによるセルフカバー版セピア色メモリーを聴くことができるし、その中のMCでこの曲のエピソードをすこしだけ知ることもできる。ぜひ今後セルフカバー音源を出してもらって、この曲を歌い継いでほしいなと。

 

04 / WT☆Egret

 

兵庫県姫路市のローカルアイドルWT☆Egretが、2021年12月から始めた6ヶ月連続新曲発表企画の1曲目。

それにしても、昨年から自分の中のWT☆Egret旋風がとまらない。出す曲出す曲みんないいんだよね。グサグサ刺ささりまくる。この04もめっちゃいい。

「どうして~どうして~」の情感あふれる歌い方が自分のツボを押しまくる。

作詞作曲をされているynz@Schloderさんは他のアイドルさんにも楽曲提供しているのだが、なぜか自分に刺さるのはWT☆Egretさんの楽曲だけ。どうしてなんだろう。楽曲とアイドルさんの相性ってやっぱあるのかな。

 

花残月 / 透明写真

 

昨年自分の中で絶対的な名曲となった「FIRE」をリリースした透明写真さんが、今年3月に2ndミニアルバムをリリース。花残月はその表題曲だ。

中華系の伝統音楽のように始まるイントロが面白い。透明写真の楽曲を担当しているRINさんもこの曲のサビにカンフーをイメージした振り付けをあてたらしい。

バキバキなサウンドなのにメンバーの2人がともに癒し系というこのギャップ。

そしてなにより定期的に楽曲をリリースしてくれるのが嬉しい。

結成1年目で初となるワンマンライブも成功し、6月からは新メンバーを迎え入れて3名体制にリニューアル。さらなる飛躍が期待できそう。

 

under the moon / nuance

 

みおさん脱退の影響もあり2021年は音源をだせていなかったヌュアンスが約1年半ぶりにアルバムを2枚リリース。アルバム曲でどれを推すといったらやはりこの「under the moon」しかない。

Bメロから徐々に盛り上がってからのサビのunder the moon。そしてラストのエレピソロがエモすぎる。ヌュにはやはりこういうクールでスタイリッシュな曲が似合う。

今年の4月からは大文字NUANCEとして5人メンバーで再始動。7月には過去音源をリテイクしたアルバムをリリース予定とのことでヌュの勢いはさらに加速しそうだ。

 

星の栞 / まちだガールズ・クワイア

 

今年1月にリリースされた2枚目のオリジナルアルバム「オリオン座流星群」の完成度が素晴らしい。サブスク配信全盛でアルバムを発売する意味がもうなくなってしまっている世の中だが、それでもなおアルバムを出すとしたらこういう形式だよね、というコンセプトの統一された楽曲群に感動。

既に2021年にシングルリリースされている楽曲を除いたうえで自分のお気に入りは何かと問われれば、一番に推したいのはこの「星の栞」。

メロウなメロディーに透明感のあるボーカル。宇宙空間を感じさせる奥行き感のあるアレンジ。目を閉じると無重力空間に放り込まれたような浮遊感に包まれる。心がざわついた時に聴きたい癒し曲ナンバー1。

 

SUMMER BREEZE / WAY WAVE

 

圧倒的な歌唱力とハーモニーでファンを魅了する小池姉妹が3rdアルバム「VENUS STEP」を2021年12月にリリース。SUMMER BREEZEはその収録曲だ。

小池杏奈と優奈の2人が、アルバム「VENUS STEP」に収録されている曲の作詞や作曲の多くを手掛けており、この「SUMMER BREEZE」の作詞もWAY WAVE名義で書かれている。ちなみに作曲・編曲はアイドル楽曲を数多く提供している吉田哲人、長谷泰宏の名コンビ。

WAY WAVEの曲はとにかく陽気でご機嫌だ。夏の空と海がよく似合う。そしてファンキーでグルーヴィー。聴く人を必ず楽しい気分にさせてくれる一曲だ。

 

Steppin' / 加納エミリ

 

しばらくの休養を経てリフレッシュした加納エミリさんが届ける極上のポップチューン。インドネシア出身ながら日本のシティポップに強く影響されたバンドグループIKKUBARUが全面プロデュース。

イントロが流れた瞬間になんか懐かしさで涙がでそうになる。オジサマ世代にとっては青春時代の郷愁を感じさせるような80年代風アレンジ。加納さんのこれまでの楽曲スタイルにもあっていて良い。

新しいのに懐かしい。オジサマ世代は聴いて損なし。
 

輝き in my love / 文坂なの

 

大阪を拠点に活動するフリーランスのソロアイドル文坂なのさんの3枚目のシングル曲。作曲・編曲は「フィロソフィーのダンス」楽曲で名を馳せた宮野弦士氏。やっぱり宮野さんさすがだわ~と言わしめる王道ポップス。音がキラキラと舞って空間を浮遊しているのが目視できるレベルっす。

なんかフリーランスで自己プロデュースで頑張ってると聞いてしまうと応援したくなるよね。昭和アイドルをリスペクトしているということで、昔ながらのアイドルがお好みの方は絶対好きになるやつ。

 

PINK / 桐生ちあり

 

2021年末に「日常」「生活」の2つのアルバムを同時リリースした桐生ちありさん。PINKはアルバム「日常」の6曲目に収録。

ちありさんは声が好きなんですよね。1音1音がとてもクリアなのに無機質ではなく、すぱーんときれいな高音なのに金属的な嫌味がない。PINKはそんなちありさんの魅力あふれる声を堪能できる1曲。

アルバム「日常」の1曲目にはMVが話題になった「東京」も収録。完成度の高いアルバムだ。

 

STELLA / FAREWELL, MY L.u.v

 

高い楽曲レベルで世の楽曲派ヲタクをうならせてきたフェアラブが、金津美月、ゆいかというリアル姉妹を迎え入れて2人体制で再始動。STELLAは新体制初のシングル曲だ。

いや~最初から最後までかっこいい。フェアラブさんの楽曲は裏切らん。サビのSTELLAの発音が「んてら~」って聴こえるのがお気に入り。

フェアラブの素晴らしい過去曲を歌い継いでくれるのはとにかく嬉しい限りなので、とにかく長く続いてほしいぞと。

 

日常茶飯事 / ユレルランドスケープ

 

エモーショナルシティポップといううたい文句で活動を続けていたユレルランドスケープさんが、今年の4月から体制を入れ替え第二章としてリスタート。

それに先駆ける形で今年の2月に初アルバム「Deadline」をリリース。本曲はその6曲目に収録されている。

正直ユレルラさんの楽曲は自分にはあまり刺さらないんだが(ごめんなさい)、この曲はイイ。アレンジがお気にいり。サビの「フフッて笑っているぅーうーっ」がなんか好きなんだな。


AZARASHI / special cheese menu

 

ひたすら単調なリズムを繰り返すことでトランス状態を作り出したりするのは民族音楽なんかでよく使われる手法だが、これはまさにそれ。こういうアプローチは初めてだわ。新鮮。しかもそれをアイドルに歌わせるとは。チャレンジングぅ。

歌詞もシュール。「水道の水でもなんとか海だと思い込む」とかシュールすぎる。

このあざらし以外にもアルパカやクマなんかもいて、同じように単調なリズムが延々と続く。アルパカも一度聴き始めるとやめられなくなる。Chuってしたい。

ぜひ楽曲数をそろえてアルバム「動物園」を作ってくれ。

 

TEST / RAY

 

このブログの冒頭で「個人的にはRAYの楽曲があまりささらない」とか言っているその舌の根も乾かぬうちにこの曲を楽曲大賞候補にピックアップ。(どういうこと?)

いや個人的にシューゲが苦手なだけで、別にRAYさんが苦手なわけではないので。

イントロ終わりのエレクトロな「てすとぅ」がカッコええ。あとドライ感のあるドラムも好きかも。

ちなみに、このTESTが収録されている2ndアルバム「Green」の魅力は、RAYメンバー内山結愛さん本人による渾身のセルフアルバムレビュー「【特別編】RAYの『Green』を聴いてみた編」ですべて語られているので興味のある方はぜひ一読を。

ただこの素晴らしいアルバムをリリースしたのも束の間、メンバー離脱が相次ぎ、今年の7月で現体制は終了。まさにこれからと思っていたところだけに残念さしかない。

今年後半には新メンバーを加えて第2期がスタート予定。今のコンセプトを貫き通し続ければファンは離れないはず。復活を期待したい。

 

begin again / iiyu

 

愛媛のご当地アイドル・ひめキュンフルーツ缶の元メンバー3名で活動していたTRISIGNALが、今年3月から2人組ユニットiiyuとして再始動。楽曲も落ち着きのあるシティポップ路線に切り替えている。

この曲はiiyu活動開始の第一弾シングル。

MVのイメージ通り、都会の夜がよく似合うスタイリッシュな楽曲だ。しかもここから毎月立て続けにリリースされる楽曲が、どれも安心して聴ける良曲。素晴らしい。

全盛期のひめキュンはロック調の楽曲がほとんどで自分はまったく追いかけておらずTRISIGNAL時代もノーマークだったのだが、iiyuはこれから注目しておきたいユニットの一つになった。

(それにしても、かつてドロシー・Negicco・ひめキュン・LinQの4組でロコドル四天王とか呼ばれていた時代が懐かしい)

 

blueberry jam / トキメキANARCHY

 

とりあえずYoutube動画で見つけたんだが、トキメキANARCHYさんの情報が少なすぎてよくわからんとです。ただドラムとエレピとクラップ音が気持ちいいので永遠に聴けるやつ。

まだライブ活動も頻繁にされていないようなので古参目指したい方は今がオススメ。


ふわふわDear My ... / 宙乃あおい from とちおとめ25

 

栃木のローカルアイドル「とちおとめ25」メンバー宙乃あおいさんのソロ楽曲。

正直とちおとめさんはこれまでノーマークだったのだが、一昔前っぽい王道アイドル楽曲にちょっとつたないボーカルが可愛すぎて楽曲大賞候補にピックアップ。

今年の2月にはタイトル曲を含む全6曲のミニアルバムも発売。圧倒的なビジュアルのよさもあって今後ファンも増えそう。ぜひ継続して楽曲だしてほしい。

 

ウォータープルーフ・ナイト / フィロソフィーのダンス

 

ハロプロ楽曲を数多く作詞している児玉雨子さんが初めて作詞・作曲の両方を担当したというポップな曲。2000年代の渋谷を舞台とした懐かしさ溢れる言葉でつづられている詞が面白い。アレンジもいい。

この曲は、おとはすのアニメ声がないと成立しない曲なんだが、そのおとはすも今年でグループを卒業予定。フィロのスの魅力は4人4様の声だっただけに、今後新たに中途採用(?)されるメンバーの声色が気になるところだ。

 

 

アイドル楽曲大賞 スウィングジャズ編

 

いやーなんか昨年くらいから、やたらスウィングジャズっぽい楽曲が流行ってないですか。楽しいですよね。ノレますよね。閉塞感のある世の中にはこういう曲が求められるんですよ。ええじゃないか、ええじゃないか。

そんなわけで2021年末から今までにリリースされたスウィングジャズ楽曲を大特集。

 

Escape to night radio / クレイビット

 

エレクトロスウィング系アイドルといううたい文句で活動中のクレイビットさん。その名に恥じず一貫してスウィングアレンジの楽曲をリリース。本曲は今年2月から4週連続で配信リリースされた楽曲の1曲目になる。

自分はぜんぜんリズム感もないし体力もないけど思わずステップを踏んでしまいたくなる楽曲の魔力。無条件に楽しくなるのってスゴイ。

声出しできないご時世だからこそ、手や足でリズムにノれる曲は貴重。

 

マブタ、ロマンティクス。 / Chick-flick

 

昨年12月にデビューライブを開催したアイドルグループ「Chick-flick」のファーストシングル。2021/11/14リリース。(なので残念ながら今年の楽曲大賞には入れられず)

童話のようなドーリーな世界感とジャズ楽曲が絶妙にマッチ。思わず体が動いてしまう。落ち込んでいる時でも必ず明るくなれる1曲。

今年の2月にデジタルリリースされたアルバム「episode Ⅰ」もジャズテイスト曲を並べたまとまりのある良盤。なんかそれっぽいPrologueもステキすぎる。


ナブルナブルナブル / 美味しい曖昧

 

今年2月に発売された「曖昧なシングル2」収録曲。

アイドル楽曲大賞2021アルバム部門で4位となった「曖昧なアルバム1」ではロック調の楽曲がほとんどだったのだが、この「曖昧なシングル2」では少し方向性を変えているようだ。「ナブルナブルナブル」もこれまでにはなかったスウィングジャズアレンジの楽曲。

繰り返される「タッタラタッタッタ~」というフレーズが耳から離れず、また聴きたくなってしまう中毒性のある曲。

 

Devil's trumpet. / I to U $CREAMing!! 

 

セルフプロデュースで活動している2人組アイドル。これまではロック調の曲が多かったようだが、このDevil's trumpet.ではジャズテイストな曲に挑戦。2022年4月2日にCD-R限定でリリースされたが、Live映像がYoutubeにアップされたことで在宅派の自分にも発見できた。

曲前半は管楽器をメインにしたスウィングジャズ調なのだが、とつぜん三拍子(ワルツ)になってみたり、曲後半はピアノとドラムベースの曲調に変わったりと色々てんこ盛りな面白い曲。

先ほど紹介したChick-flickメンバー環木あんずさんが振り付けを担当しているというのも興味深い。

 

アイドル楽曲大賞2021に入れたかった編

 

アイドル楽曲大賞2021の投票期間最終月である2021年11月になぜか自分にグサグサ刺さりまくる楽曲がいくつもリリースされていて、「ぐぁーっ、もう1ケ月はやくリリースしてくれたら気づけたのに~投票できたのにぃ~」という後悔にずっとさいなまれていたのでこのブログで供養する(しくしく)。

 

虹色ガーランド / jubilee jubilee

 

山陰地方を拠点として活動している2人組アイドル「jubilee jubilee」が昨年末に3曲入りEP「虹色ガーランド」を発売。このEPに収録された3曲がいずれも楽曲レベル最高超絶マックスという、とんでもなくスゴイ盤だ。

白眉は2曲目の「Lonely Sunday Night」。

イントロからぐっとハートを掴まれるのだが、何と言っても2番Bメロからの転調~落ちサビ~大サビにつながる流れが好きすぎる。何ですかこれは神曲ですか。

もう何回も繰り返し聴いていて、「ああ、つぎ来る、つぎ来る」と分かっていても毎回エモい気持ちになるのはなぜ?

1日に1回は聴きたくなってしまう。

やめられないとまらないかっぱえびせん曲(意味わからん)。

あと1ケ月早くリリースしてくれれば、間違いなく昨年の楽曲大賞に投票していたのに。どうして2021年11月24日とかいう中途半端なタイミングでリリースするかなぁ。リリース時期をあともう1ケ月早くするか遅くしてほしかった。

(そして「Lonely Sunday Night」もMV作ってくれないかな~もっと世間に知られるべき名曲)

 

Paradise Gate / HALLCA

 

HALLCAこと元Especiaリーダー冨永悠香さんが、2年ぶりのセカンドアルバム「PARADISE GATE」を2021年11月24日にリリース。

この曲はその表題曲にあたる。

強いな~、この曲。このキラキラ感と弾けるようなノリの良さ。めっちゃイイ。

インタビュー記事を読むと、東新レゾナント氏がトラックを先行して作り、それに冨永さんがメロと歌詞を付けたらしい。そういう曲の作り方もあるんだなと。

なんといっても冨永さんの強みは自分で作詞・作曲できてしまうこと。しかもこんなオサレ曲を自分で作詞・作曲できてしまうとか天才じゃないですか。

そしてアルバムの6曲目「Spiral」も超絶カッコイイ。

なんすかこのカッコよさ。気分が落ちたときには必ずこれを聴いて気分をあげてる。

それにしても、あと1ケ月早くリリースしてくれれば、間違いなく昨年の楽曲大賞に投票していたのに。どうして2021年11月24日とかいう中途半端なタイミングでリリースするかなぁ。リリース時期をあともう1ケ月早くするか遅くしてほしかった。(デジャブ感...)

 

消せない・・・ / IDOLATER

 

CAPSULEやきゃりーぱみゅぱみゅで有名なアソビシステム所属のアイドルグループ。

これまでの楽曲はアソビシステムっぽいカッコいいアレンジで、たしかに悪くはなかったのだが、いまひとつアイドルというフォーマットにハマっておらず、ちぐはぐ感が否めなかった。

だがこの「消せない・・・」はカッコいいアレンジも残しつつ、アイドル曲としてきちんと成立していてとても良い。伏木さんの伸びのある声色もいい。

今年4月からは新メンバー2名を加えた5名体制となり、アイドルグループ路線がさらに強まり、伸びていく予感しかない。

それにしても、あと1ケ月早くリリースしてくれれば、間違いなく昨年の楽曲大賞に投票していたのに。どうして2021年11月16日とかいう中途半端なタイミングでリリースするかなぁ。リリース時期をあともう1ケ月早くするか遅くしてほしかった。(デジャブ感...)

 

again / re:miew

 

桐生ちあり、しののめしなの、ねねひるね、琴海りお、椋本真叶という、いずれも過去にアイドルグループに所属していたメンバーが期間限定で「re:miew」を結成。

2021年8月15日にCD-Rで6曲入りのミニアルバムをリリース。この曲はその5曲目にあたる。

聴いた瞬間に小西康陽アンセムとわかるアレンジなのだが、分かっていてもやっぱり好きなやつ。聴くだけで気持ちが明るくなるし楽しい気分になれる。

ほんとは去年のうちに気づいておくべきだったのだが見落としてた。無念。

 

以上!