年末恒例の第6回アイドル楽曲大賞2017が開催される。
これまで受賞結果を見るだけだった私だが、今年は参加してみようと思う。
ブログ執筆時点は、まだ投票受付期間(2017年11月27日~12月4日)に入っていないのだが、自分の中ではすでに今年の楽曲順位は確定しているので、フライングだが投票予定の楽曲を書いてみる。
■メジャーアイドル楽曲部門■
3pt rooms/Maison book girl
3pt faithlessness/Maison book girl
1pt 風に吹かれても/欅坂46
1pt インフルエンサー/乃木坂46 (よく見たら6曲になっていたので削除)
1pt Bring you happiness/callme
1pt predawn/東京女子流
正直なところメジャーアイドルに興味がなく、広く浅く楽曲を聴いているわけでもないのでどうしても選曲は偏ってしまう。
Maison book girlはこれまで「曲はいいな」とは思いつつも、いまひとつ心に刺さらなかったのだが、昨年のメジャーデビューあたりからメンバーのパフォーマンスが格段に良くなり、自分の中で魅力が一気に増した。今年は2回ほど現場で観させてもらったが、どんなライブハウスでもその場をすぐに異質な空間で満たしてしまう独特のパワーを持っている。選曲した「rooms」「faithlessness」は、変拍子ながらもすっと耳にはいってくるキャッチーさを兼ね備えつつ、さらにストーリー性の強い振り付けと合わさることで、聴くものに強いメッセージを投げかける。今年、本当に繰り返し聴いた曲。
AKBグループには全く興味のわかない私だが、「風に吹かれても」は素直に楽曲がよいと認めざるをえない。ベースラインが気持ちいい。脱帽。「インフルエンサー」もサビがどうしても耳に残ってしまう曲の一つ。
callmeの「Bring you happiness」もサビのメロディーが耳に心地よい。とてもセルフプロデュースしてるとは思えないレベルの高さ。ただきっとあまりにも心に「すっ」と入りすぎて、たくさんの人の心に留まらないのかもしれない。来年は心にぐさっと刺さる曲を期待したい。
今年の東京女子流はアイドルイベントにも積極的に参加するようになり、新たなスタートを切った1年ではなかったか。女子流さんは長らく背伸びをして大人な曲を歌っていたイメージだったが、ようやくメンバの実年齢が曲に追い付いてきた。「predawn」はまさに大人の女子流を見せてくれた一曲。ただ来年はもっとパンチのきいたキャッチーな楽曲を期待したい。
おそらく楽曲対象の上位に入ってくるであろうBishやPassCodeも良いとは思うのだが、私の好みではないので選外とした。
■インディーズ/地方アイドル楽曲部門■
3pt ダンス・ファウンダー/フィロソフィーのダンス
2pt 3WD/Task have Fun
2pt マホウノカガミ/WHY@DOLL
2pt 交感ノート/アイドルネッサンス
1pt ミスティック・ラバー/フィロソフィーのダンス
今年一番聴いたのはフィロソフィーのダンス。昨年末にライブ参加してから、ずっぽり沼にはまってしまった。本当は5曲全部をエントリしたかったが、なんとか理性を保って2曲に厳選。「ダンス・ファウンダー」はライブで聴いた時には「良いな~」と思いつつ耳にあまり残らなかったのだが、YoutubeにアップされたMVを聴き始めたら止まらなくなった。「ミスティック・ラバー」は、Tokyo Idol FestivalのSky Stageで夜景をバックに聴いたマリリさんの妖艶な歌声が忘れられない。
今年の夏フェスで「Task have Fun」が一躍アイドル界の台風の目となったのは「3WD」のおかげ。この曲なしではここまで人気が出ることはなかっただろう。コールを入れやすいキャッチーなメロディー。ヲタクでもコピーしやすいシンプルな振り付け。カワイイ美少女がロック調の激しい楽曲を歌うというギャップ。自分の中では、ももクロの「行くぜっ!怪盗少女」に匹敵する衝撃。ただ、あまりにも「3WD」が良すぎたので一発屋で終わってしまわないか、そして3人それぞれのポテンシャルが高いがゆえに、3年後も「Task have Fun」が今のグループの形のまま、あり続けられるのかが心配。長く続いてほしい。
WHY@DOLLは、同じCICADA作曲の「Dreamin' Night」も入れたかったのだが、悩みに悩んで「マホウノカガミ」を選択。Bメロの転調が好き。楽曲大賞では「Tokyo Dancing」や「恋なのかな?」が上位に入ってきそうではあるが、どの曲もよいのでファンの間で票が分かれそう。
アイドルネッサンスも今年に入って好きになったグループ。これまでのカバー曲には興味が持てなかったのだが、オリジナル曲を歌いはじめてキラキラ感が一気に増した。「5センチメンタル」と「交感ノート」のどちらを選ぶかで悩んだが、「交感ノート」の電子ピアノ音が好きすぎるのでこちらで。自分はミニマルな音楽が好きではないと思っていたが、「交感ノート」を聴いて「音数少なくても意外に好き」という新たな自分を発見。小出さんはどうしてこんなにも良曲をたくさん書けるのだろう。尊敬。
■アルバム部門■
3pt フィロソフィーのダンス『THE FOUNDER』
2pt Maison book girl『image』
1pt WHY@DOLL『WHY@DOLL』
ブログ執筆時点では『THE FOUNDER』は未発売なのだが、SoundCloudにて期間限定で全曲フル公開されたので、後ろめたさを感じることなく、最高点の3ptをつけた。1stアルバムも良かったが、この2ndアルバムはメンバーの声が艶やかで生き生きしている。普通のアイドルは、楽曲のレコーディングが終わってからライブで披露という順番だが、フィロソフィーのダンスはまずライブでの楽曲披露があって、何回かライブで歌いこまれた後にレコーディングが行われる。だから、スタジオ録音なのにライブ感を感じられる。捨て曲なしの12曲。年末・年始は、このアルバムをしばらく聴きこむことになるだろう。
ばらばらの楽曲を単に1枚のCDに押し込んだだけのアルバムが多くなってしまう中、『image』は「アルバムとはかくあるべし」というお手本のようなストーリー性を感じさせてくれたアルバム。「ending」から始まり「opening」で終わるという倒錯。日常と非日常が交錯する異質な世界観。まるで、美しくもあるが残酷さも垣間見せるグリム童話の世界に迷い込んだよう。真夜中に聴く『image』は、仕事で疲れすさんだ気持ちを穏やかにしてくれた。珠玉の1枚。
『WHY@DOLL』も深夜によく聴いたアルバム。「菫アイオライト」「キミはSteady」「恋なのかな?」といった明るい曲も好きだが、「Tokyo Dancing」「Dreamin' Night」「夜を泳いで」といった落ち着いた曲が心地よい。繰り返し聴いても飽きのこないアルバム。
■推し箱部門■
Negicco
残念ながら今年リリースしたNegiccoの楽曲は私には刺さらなかったし、東京での活動が少なくなってライブになかなか参加できず寂しい思いをしている。それでも大手製薬会社のネットCMに採用されるなど、14周年を超えてもまだドキドキ感を提供してくれるユニットで、いつまでも応援し続けたいと思う存在であることに変わりはない。来年2月にリリースされる新曲に期待。
これまでも楽曲派アイドルはたくさんいたと思うが、2017年ほど楽曲派アイドルを楽しめた年はなかったのではないか。本当に質の高い楽曲を楽しむことができた1年だった。アイドルの皆さんは競争が激しく大変だと思うが、楽曲の質が年々高まっていて本当に楽しいしワクワクする。やはりドルヲタはやめられない。
