つい最近まで「学力が低いのは全然OKだが、うそをつくやつは嫌いだ」と生徒に話してきた
生徒は学力が低いから塾や予備校に通っているのだし、成績が悪いからといって見捨てることは決してない
しかし、わかっていないのにわかると答えたり、模試の成績をごまかしたり(実は可能)することは、成績を上げる妨げにしかならないと思っていたので一貫して厳しく対処してきた
でも今考えてみると、この発言は「どうしてこんな問題も解けないの?」ぐらい罪深い言葉なんじゃないかと思うようになった
これまで嘘をつく生徒には厳しく接したきたが、残念ながら改善されることはなかった。虚言癖は病気みたいなもので講師の手におえるものではないという先輩講師もいたし、お前の方法は間違ってないと励ましてくれた人もいるけど、自分の方法は間違っていたと思う
意外かもしれないが、嘘をつく生徒というのは負けず嫌いで頑張り屋の場合が多い。でも成績が伸びないのは、実力に合った学習をしていないからだ(優秀だと判断され上位層のクラスに入れられる)
じゃあなんで嘘をつくかというと、先生や親から間違うことがいけないことだと教えられてきたからだろう
父「80点?俺が高校生の時は満点しかとったことなかったけどな」
母「お兄ちゃんは現役で医学部に合格したんですけどね」
先生「なんでこんな問題も解けないんだ?」
友だち「こんな簡単な問題間違えるわけないじゃん」
負けず嫌いな子は自分のプライドを守るために嘘をつくようになる
失敗は成功のもとだと頭では分かっていても、
いざ失敗した子どもを前にすると大人でも間違った対応をしてしまう
嘘をつく生徒を否定するのではなく、失敗することの尊さを伝えていくことが大事だと考えるようになった




















