こんにちは、VETILOGです。
最近、『コダック(Kodak)Mini Shot 3 Retro インスタントカメラプリンターC300R』という、レトロで可愛い小型カメラプリンターであれこれと遊んでいます。
普段はガジェットについてブログに書いていなかったのですが、我が家は旦那さんと揃ってカメラや周辺機器が大好きなこともあり、これまでいくつかの携帯プリンターを使ってきました。なかでも『KODAK Mini Shot 3 Retro』は特に所持欲を満たしてくれると感じていて、充電のためにデスクに置いておくだけでも可愛くてワクワクしますし、独特なエモさのある仕上がりはかなりのお気に入りです。フィルムのコスパの良さも素晴らしいですしね。
今回は、まず開封の儀をしながら細かい部分の写真を載せつつ、次の項目では実際にC300Rを色々と使ってみるというレポのような流れで書いております。写真が多く縦に長い記事ですが、とっても楽しい一台でしたので、流しながら見ていただけたら嬉しいです。
概要
『 コダック(Kodak)Mini Shot 3 Retro インスタントカメラプリンターC300R 』
商品名:KODAKミニショット3レトロ
品番:C300R
カラー:イエロー/ホワイト
プリント方式:4PASS(昇華型熱転写方式)
(※使用カラーはホワイトです )
140年もの歴史あるKODAK社から発売された2in1フォトプリンター。
カメラで撮影してそのまま印刷したり、本体の加工機能を使ったり、スマホの専用アプリから好きな写真をプリントしたりと自分らしく自由に楽しめる一台。
C300Rのプリントサイズは3×3のましかくで、同シリーズには2.1×3.4の横長サイズをプリントできる『コダック(Kodak)Mini Shot 2 Retro インスタントカメラプリンターC210R』のラインナップも。
どちらもコダックらしい4PASSテクノロジー(昇華型熱転写方式)が採用されており、カラーでも、白黒でも、独特な表情の一枚を楽しめます。
開封の儀&詳細
では、さっそく開封していきたいと思います!
こちらはC300R本体に30枚入りのフィルムが2箱付属するセットです。他にもカメラケース付きのセットなども販売されていました。
ちなみに本体にも8枚入りのサンプルカートリッジがはじめから入っているので、このセットだと合計で68枚撮れることになります。
箱の中にはそれぞれのパッケージが凹みもなくきっちりと綺麗に納められていました。
本体のパッケージを手に持ってみました。かなりコンパクトですね。
裏面はこんな感じです。
外箱には日本語表記が無いので若干不安に感じるかもしれませんが、中にはしっかりとした日本語で書かれた説明書も入っていますし、本体やアプリもすべて日本語で使えるので、英語が苦手でも問題なく使うことができています。
パッケージの中はプラスチックケースで本体が保護されていました。
まさかの裏面から登場です……!!ひっくり返すのがワクワクしますね。
で、即ひっくり返しました。
じゃじゃーん!!
どっかわいい!!!!!!
かわいいいいい!!!!!
実物は素材の質感も相まって、写真で見るよりも本当に可愛いなと思いました。ただのプラスチックの箱、とかじゃないんです。
すぐに本体に触れたいところですが、順番的に付属品から見ていきたいと思いますね👏🏻
まず本体の下には、説明書一式・USBケーブル・ストラップが入っていました。
すべて並べるとこんな感じです。あぁ、かわいい。説明書のデザインもすべてがレトロ可愛く見えてきます。
ちなみに本体の円形になっているレンズ部分はフィルムで保護されている状態です。
説明書は20ヶ国語に対応しており、本体の使い方からアプリの説明まで各言語ごとに書かれていました。必要な情報がシンプルにまとめられていて、分かりやすいのが良いなと感じます。
付属のストラップはいたってシンプルな黒色の無地のもの。
USBケーブルは短めのType-A - Type-Bで、アダプターは付属していませんでした。
アダプターって余ったものが家で山になってしまいがちなので、個人的にはこうやって付けてくれないほうが助かるなぁなんてよく思います。
では、本体も見ていきますね🥰
向かって右側側面にはプリントされた写真が出てくる排出口が設けてあります。
正面左上にはフラッシュがついており、正面右側の上下にあるKODAKやC300Rのロゴのアクセントがまた素敵ですね。ちなみにベースの下部分はレザーのような質感になっています。
イエローのカラーではまた印象が違うと思いますが、ホワイトのカラーは全体的にシンプルで上品な印象があると思います。
つくりも細やかで、角やエッジに荒さは感じないかな。
ざらりとしたシルバーとツヤツヤなシルバーがところどころで使い分けられていたり、パキッとした差し色の赤が綺麗にまとまっていたり、なんとも絶妙で素敵なレトロデザインだと感じます。
向かって左側の側面には、ストラップを付けるための金属・充電ポート・リセットボタンがあります。
リセットボタンはカメラが応答しない、などといったトラブルが起きた場合に使用するための機能のようです。
ストラップ穴は横に広いかたちなので、好みのものを自由に付けることがきそうです。小型のカラビナなんかも付けられそう。
上部側面には赤色のシャッターボタンと、ひとまわり小さな電源ボタンが。その隣にはBluetoothと電源の状態を確認できるランプがそれぞれ付いています。
電源のON/OFFは2秒の長押しで操作するようになっているので、誤作動のストレスはなさそうです。
下部側面はフィルムカートリッジを出し入れする部分になっていました。かぱっと簡単に開け閉めできるフラップ式のカバーがついています。上の写真はカバーを完全に開いた状態のものです。
カートリッジの交換は、カバーをサッと開いてカートリッジを引っ張って出して、新しいものをぐいっと差し込むだけ。形状的に本体に入ればそれが正解の向きなので、表裏を気にする必要もなく、シンプルな工程なので交換作業はかなりやりやすいと感じています。
カートリッジはこんな感じのものです。10枚づつ印刷できるようになっており、新品はそれぞれ個包装がされています。
上の写真がカバーを閉じた状態のものです。三脚へ設置するためのネジ穴やアタッチメントはないものの、完全にフラットで自立してくれるので、机などに置いて本体に機能されているセルフタイマーを使った撮影をすることは可能となっています。
上の写真は平らな机の上で自立させた状態です。
操作面はざらりとしたプラスチックの質感で、モニターと操作ボタンがあり、レトロさを高めてくれるようなストライプの装飾もされています。
モニターは懐かしさが心に沁みるような画質のカラーパネルになっており、ここで言語設定ができたり、本体のカメラで撮影する場合のBorder(フチ)のON/OFF・セルフィーのON/OFF・フィルターの選択・フラッシュの選択・セルフタイマーの秒数選択などといった操作ができます。
使い方はとても簡単で、すべて直感的に選べるようなものでした。ちなみにスマホからのプリントの場合は本体側では何も操作する必要はないようです。
サイズ感
本体サイズは公式HPによると縦132mm×横104mm×幅30mmとのこと。
幅が狭くスリムなデザインのおかげで、カバンへの収納がしやすいのは嬉しいなと思います。コスメポーチと並列にすっぽり綺麗に収まる感じです。
また、フィルムを入れた状態で376グラム程度とかなり軽いので、持ち歩きの負担にならないのも良いなと感じます。
↑iPhone12proMAXと並べてみました。
比べているのがiPhoneの中で一番大きいサイズなのですが、『KODAK Mini Shot 3 Retro』は無駄な部分がなくってかなりコンパクトなサイズだと思います。
同シリーズのC210Rは横長のカメラに近いサイズ感なものの、こちらのC300Rは正方形サイズをプリントできるタイプなので、どうしても縦に大きい感じはあるかなと思います。
しかし私の場合は、利き手の右手では片手でもシャッターを押したりメニュー画面を操作をすることも簡単ですし、利き手ではない左手での片手自撮りもぜんぜんできるという感じですが、バランスが悪いとちょっと滑る時があるかも。しかしストラップを腕に通しておけば落下することはまずないですし、手に持つ感覚は特にストレスに感じることなく使えています。
プリントしてみた

『コダック(Kodak)Mini Shot 3 Retro インスタントカメラプリンターC300R』は、本体のカメラ機能で撮影した写真をプリントすることと、スマホから専用アプリを使ってプリントをすることができます。
アプリはiPhoneならAppStore、AndroidならGooglePlayで無料でインストールが可能。
こちらのKODAK Photo Printerは画像の加工までできる優れもので、トリミング・フィルター追加・明るさや彩度などといった詳細設定・コラージュ・フレームの装着・ビューティー加工など自由自在にいじれます。
ビューティー加工にいたっては、目の大きさ設定はもちろんのこと、流行りの顔下半分を短くするといった細かい加工もできる優秀さ!他の美顔アプリを使わなくても満足できる加工顔に仕上げられます。
わたしはもともとカメラメーカーの純正アプリの精度には不信感を持っていたのですが、自撮り加工の詳細なニーズへの答え方には驚きました。
課金要素もまったくないですし、加工をせずとも印刷するだけなら2タップで済む手軽さで、とても使いやすいアプリだと思います。
アプリから印刷ボタンをタップすると、Bluetoothで繋がった本体に画像が送信され、本体側の操作の必要はなく自動でプリントが開始されます。
プリント中はこんな感じで、4回の入排出がおこなわれます。
イエロー・マゼンタ・シアン・保護(ラミネート)の順で重ねられていく様子が楽しめるので、お子さんがいるおうちなら色の仕組みへの興味を持ってもらえそうですね。
ちなみに全枚数印刷し終わり交換した後のカートリッジをバラすと、上の写真のように各色の転写後の様子が楽しめます。これもまたなんだかレトロで可愛くって、アイデア次第で工作アイテムにもなるんじゃないかな?と思ったりしています。
プリントして出てきた状態の写真には、正方形の下部分にまっしろの余白がついています。
この余白部分は素手で切り離せるように細かいミシン目が付いていおり、手で綺麗に外すことができますが、写真によってはこの余白部分が良い味を出してくれることも。特に本体カメラでの撮影でも装着可能な白いフレームを付けると、あえて余白を残しておいたほうがオシャレになることもあったり。
余白の有無、フレームや加工の有無、カラーかモノクロかなど、自分なりの楽しみ方ができるのはいいですね。
印刷された一枚一枚はコンビニプリントなどとは違った独特の風合いがあって、実際に手に取ってみると本当に可愛いです。例えばモノクロだとちょっとパールっぽい質感が引き立って、すごく綺麗。
個人的には青色のつよい写真の色の出方がすごく好みで、青色の写真をコツコツ撮影していって、いつか統一してインテリアとして飾りたいなと思っています。
本体のカメラ機能で撮影した写真と、iPhoneのノーマルカメラで撮影した写真の比較も撮ってみたので載せておきますね。
左側が本体カメラ、右側がiPhoneで、どちらも無加工です。
スマホから送信された写真のほうがリアルに忠実な色味で画質も良いものの、エモみは本体カメラの方が強いかなと思います。スマホは加工で自由に画像を作れるので、その時々のやりたいことによって使い分けられるなという印象です。
コスパの良さ
インスタントカメラプリンターによくある「フィルムが高い!」という問題は常々感じていて、子供たちに渡すと何も気にせずにバシバシ印刷しまくるものだから、過去にヒヤヒヤすることは多々ありました。
今回私もはじめて知ることができたのですが、KODAKのフィルムって確かに安いですね!!割高になりそうなましかくサイズですら、一枚あたりの価格が比較すると半額くらいでした。どこのメーカーのフィルムもどうせ高いんだろうな、としか思っていなかったので、ちゃんと計算してみて本当にびっくり。
みんなでワイワイ使いたい時には特に、この価格設定は切実に助かります。コスパが良いって素晴らしい。
おわりに
いつでもどこでもシーンを選ばずに楽しめるし、使わない時は飾っておくのも素敵な楽しい一台でした。
こだわったプリントもできるし、一人でも十分に楽しんでいるのですが、早くみんなで集まって『KODAKミニショット3レトロ』をお披露目する機会がもっとたくさん欲しいなぁなんて思ってたりもしています。集まれるのはもう少し先かな?楽しみですね😊
それまではコツコツと飾る写真を増やしていったり、アルバム用にプリントしたり、また新しい楽しみ方も見つけれたらなと思います。
【Prinics(Kodak)のモニターに参加させていただきました】
ありがとうございました。