何時もの様に朝ベットから起き上げり窓から外を見ると、
東から西に大きな半径の虹が出ていました。
虹を見て雨続きで、うっとうしい気持ちがスカッと明るくなり、
飛び起きて外に出て虹を眺めました。そして高揚した気分で散歩に出ました。散歩にでて間もなく空ははたちまち灰色になり雨が降ってきました。傘に打つ雨音が激しきなってなって、たちまち道に雨が流れ靴も濡れてきました。しかし何故か気持ちは虹を見た高揚したままで、何時もの坂を上りきった所までと目標を決めてしまいます。
目標の所から引き返すと雨も小降りになり途中で止みました。
眼下に見える町が浮いて見えます。その奥に幾重にも重なる山々が薄っすらと見えました。
とてもロマンチックな風景を見た散歩でした。