緊急手術 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

今日も朝から雨、孫のチイチャンも土曜日に通う音楽教室も夏休みに入った。孫のソウチャンはいつになくおとなしい,風邪でも引いたのかもしれない、しかし今日は娘が休みなので、安心して仕事場に入れた。

午後になって排尿しないワンチャンを夫が診た。夫はかなり苦労して何度も導尿を試みたが、管が入っていかない。このワンチャンは吐き気もあり、膀胱も硬く、パンパンである。尿毒症の疑いもあり、尿、血液、レントゲン検査をし、緊急手術が必要と判断した。ワンチャンの飼い主さんも納得し、緊急手術に取り掛かった、尿道切開で押し出されると思った石がどうしても出せなく、開腹手術をする事になった。パンパンに張った膀胱から尿を抜き取り、膀胱を押すと、「ころっと」、5ミリ大の石がおちた。ほっとした瞬間、管が通じ緊張していた時間が少しほぐれた瞬間でもある。膀胱切開までしなくてよかった。

このワンチャンは以前排尿しなくなっったことがあり、そのときも石が原因であった。一時予防食を与えていたが元気なので、また一般食を与えていたようである。

手術が終わったと飼い主さん電話をした、小さい声でお母さんが出た。手術は成功しましたよと言うと、電話の向こうで「父さん早く来て」と言う声が聞こえた。そしてすぐ病院に行きますとおかさんは言った。

家族みんなで来た.

ワンチャンの飼い主であるお父さんは涙を浮かべ「こんなイヌでも家族なんだよ」と言って点滴をまだしているワンチャンをさすっていた。

(元気になって退院してね、ワンチャンあなたは家族の太陽だからね)


明日は日曜日しかし夫が一日ワンチャンを看ることになった。

家に帰っると娘親子は布団の中、孫のソウチャンは体温が37.2度あるが夕食はいっぱい食べたそうで、元気良くはしゃいでいた。