入居様の中には、若かりし頃、結婚当初の頃、子供が生まれた頃、元気に旅行に飛び回って居た頃、仕事をして居た頃の写真をお持ちの方が数名いらっしゃいます
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写真をお持ちの方は、職員などに声を掛け「これ、見て」と誇らしげに見せられます
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写真を見せながら、「これは・・・」とそれはそれは生き生きとした素晴らしい笑顔でその頃のお話をして下さいます
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その頃の事をとても細かく記憶に残しておられ、その頃の楽しかった事、嬉しかった事、私達に話しながら写真の時代に記憶や感情を戻されます。その話をしている時の表情、口ぶりなどは普段の会話では見たことが無い程、素晴らしいものです
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今の時代はデジタルカメラや携帯などで写真をとり、データーとして残す時代になっていますが、そのせいか中々現像（印刷）に残す事は少なくなっている様な気がします
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写真として形に残す大切さを入居者様に教えて頂いた様な気がします
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★看護 小林★