小学校の頃に担任の先生から「お日様にあたると皮膚でビタミンDができる。」と教わったような気がする。本郷猛がベルトの風車に風圧を受けて仮面ライダーへと変身するように、皮膚にあるビタミンＤになるチョイ前の物質（7-デヒドロコレステロール）は、紫外線を受けてビタミンD3に変身する。だから「お日様にあたると皮膚でビタミンDができる」のである。
残念ながら、猫や犬は皮膚にあるビタミンＤになるチョイ前の物質（7-デヒドロコレステロール）が少ないことが分かっており、日向ぼっこしてもビタミンＤがガッツリ作られる訳ではない。
コギャルはガングロになるために日焼けサロンに週3回も通うとか、そうでないとか･･･。猫は晴れた日はほぼ毎日猫的日焼けサロンである出窓を好むが、猫的にはガングロ猫になるために日向ぼっこしている訳でもない。猫が陽のあたる場所を好む理由は猫に聞いて見ないと分からないが、少なくともビタミンD補給やガングロになるためではなく、「猫はコタツで丸くなる」理論と単純かもしれない･･･
＜注意＞
ソラリウム（Solarium）：日光浴室、サンルーム（livedoor辞書）
＜参考サイト＞
猫のソラリウム（動画）
＜参考文献＞
Morris JG. 1999 J Nutr. Apr;129(4):903-8.
How KL, Hazewinkel HA, Mol JA.Gen Comp Endocrinol. 1994 Oct;96(1):12-8.
