sc命題:ペットと生活している人は、そうでない人に比べて、メリットが多いのか?

「あると思います・・・」(天津木村風に)

吟じます・・・・
ペットと生活して良かったことを答えて下さいとアンケート調査を行うと、
□運動する機会が増えた。(埼玉県 37歳 会社員役員)
□話しかけることが増えた。(宮城県 65歳 無職)
□部活や疲れて帰った時に、玄関まで迎えに来てくれて癒されている。(千葉県 18歳 女子高生) 
などといった回答が帰ってくることが予想される。
心理的幸福が増加することは間違い無さそうであるが、実際犬や猫の存在が人間の健康に影響を与えているのだろうか?
第2次ペットブームと言われ、今後も需要拡大が見込まれるペットビジネス市場の販売戦略にはめられているだけのか?

ペットと子供のアレルギーの関連性について、これまで多くの研究結果が報告されているが、ドイツの研究者による結果がまた医学誌(Eur Respir J. 2008 Feb 6)に発表された。
幼い頃から犬と過ごしてきた子供は、そうでない子供に比べて小児喘息やアトピー性皮膚炎になるリスクが少ないという。

また、Animals and Cardiovascular Health (Jennings 1995)によると
1.ペットオーナーは明らかに収縮期血圧(いわゆる「上」の血圧)が低かった。
2.ペットオーナーは明らかに血漿トリグリセリド(中性脂肪)濃度が低かった。
3.男性のペットオーナーは明らかにコレステロール濃度が低かった。

”死の四重奏 (Deadly Quartet)”というヒトの脳卒中の危険因子と言えば「高血圧」、「高脂血症」、「糖尿病」、「肥満」を指すというが、ワンコやニャンコとの生活でペットオーナーの血圧が下がり、中性脂肪とコレステロール値が下がり、適度な運動(散歩)で体重管理ができれば、”死のメロディー”が聞こえなくなるかもしれない・・・


<参考文献>
Eur Respir J. 2008 Feb 6 Dog ownership and contact during childhood and later allergy development.
Chen CM, Verena M, Bischof W, Herbarth O, Borte M, Behrendt H, Krämer U, von Berg A, Bauer CP, Koletzko S, Wichmann HE, Heinrich J; the LISA Study Group and the GINI Study Group.
Institute of Epidemiology, Neuherberg, Germany; and Ludwig-Maximilians University of Munich, Institute of Medical Data Management, Biometrics and Epidemiology, Munich, Germany.

<関連記事>
「ヒトの猫・犬アレルギー」を特捜せよ!jhh