犬猫に限らず”肥満傾向”にあることを悩んでいることはよくある。
各種サプリメントや低インスリンダイエットなど様々な戦略で”肥満”と闘いながら、時に抑えきれない衝動に駆り立てられリバウンド現象が起こってしまう。ダイエットはなかなか難しい問題である。

何故”肥満”になるのでしょうか?原理はとてもシンプルで、
[食事で採ったカロリー>運動などで消費したカロリー]
ということですが、これがまた難しい問題である。
そこで今日のblogはダイエット方法の紹介ではありませんが、ダイエットの”きっかけ”になれば幸いです。

戦略①
1日のカロリーの目安を知る 。
人間の場合
[標準体重 =身長(m)×身長(m)×22]
ちなみに拙者の場合身長176cmなので1.76×1.76×22≒68kg
<BMI(body mass index)参章>

次に体重1kg当たりに必要なカロリーを計算してみた。
なかなかK-1GPで勝てない格闘家の曙選手と自宅で1日スーパーマリオしながら「クッパが倒せない」とか「無限up]と呟いている佐藤君の必要カロリーは違うように、それぞれの種、生活パターンで若干異なります。


人間;25~40kcal/kg
犬猫;60~80kcal/kg
フェレット;200~300kcal/kg

となる。 拙者の場合35kcal/kgで計算すると
35kcal×68kg=2380kcal/dayとなる。
ポチ君(3歳、ダックス、体重4㎏)の場合
60kcal×4kg=120kcal/dayとなる。
この数字を超えることがなければ”でぶちん”にならなくてすむ。

戦略②
食べ物(もしくはペットフード)のカロリーを知る。
例えばマクドナルドに行ったとする。店内で食べてもドライブスルーでもどりらでもよい。
ビックマック(526kcal)+マックシェイクバニラ(262kcal)+フライドポテト(M;441kcal)=1229kcalと既に1日の半分のカロリーを摂取したことになる。デブまっしぐらである。
吉野家の牛丼(並)は660 kcal、CoCo壱番屋ビーフカレーは783kcalである。
もっとすごいのは日清食品から発売された特盛「ボブサップ焼きそば」は1277kcal、ボブサップ弁当は1308Kcal とデブまっしぐらである。
ペットフードに関しては100g当たりのカロリー数がパッケージの裏に記載されています。

結論
戦略①と②を”知る”ことが強敵”肥満”と闘う上で必要なことではないでしょうか。
例えばポチ君(体重4㎏)がビックマックを1つ食べてしまえば、私(サバを読んで体重70㎏)はビックマックを約17個食べなければなりません。そうすればコーラも飲みたくなります、いやそういうことではなくて!
映画「スーパーサイズ・ミー」の主人公モーガン・スパーロックもびっくりすると思う。
もっとも犬猫の場合はこっそりあげる”おばあちゃん”の存在がとても大きいと思いますが、唯一の”生きがい”を略奪するのも大変ですね。