最近日本でも「ハイブリッド犬」が注目されるようになってきた。
ペットショップでは純粋血統犬種より高価な場合もある程人気が高い。


「ハイブリッド犬」とは純血犬種同士の親から生まれるMIX犬のことである。
 
雄ロバと雌ウマから生まれた”ラバ”もやはり「ハイブリッド」である。
人間で例えると”梅宮アンナ”や”ベッキー”も「ハイブリッド」というべきかもしれない。
”おすぎとピーコ”は一瞬迷うが全く関係ない。

具体的に列記すると・・・

A.C スパニエル × プードル   = コッカー・プー
L.レトリーバー  × プードル   = ラブラドゥードル
マルチーズ   × プードル   = マルチプー
ヨーキー     × プードル   = ヨーキプー
M.ダックス    × ポメラニアン = ダメラニアン


などが存在するらしいが、なんだか「ふざけた名前」が多い。

小学校の時、“女子”に向かって「オナラプー」と言って先生によく叱られたような気がするがここではあまり関係ない。

難しい話しは抜きにして、この「ハイブリッド犬」のメリットは、純血犬種では多い股関節異常、眼の問題、聴覚障害などの遺伝的な欠点を起こしにくいということだ。
ただハイブリッド犬はAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)やFCI(国際蓄犬連盟)で正式な認可を受けておらず未公認の犬種である。
ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんや白川英樹博士さんらの受賞のきっかけは「失敗から」というが
「ハイブリッド犬」誕生の裏側にも同じようなことがあったのかもしれない。

「ハイブリッド犬」も確かにかわいいが、甲斐犬や紀州犬のように日本古来の純血犬種の保存も忘れてはならないと思う。

Mission complete!



American Canine Hybrid Clubより引用
写真はマルチプー(Malti-Poo : マルチーズ×プードル)