カメラの歴史を知ろう
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ギガピクセルの時代へ(近未来)

解像度を競う時代は一段落し、コンパクトデジカメの分野で付加性能の高さで勝負する時代となっています。しかし、ピクセル数の向上にニーズがないわけではありません。なにしろ10年で500倍の解像度向上を果たしてきたのです。近い将来メガピクセルの1000倍。つまりギガピクセルで撮影できるデジカメが登場してくるでしょう。現在のところ実験機としてしか登場していないギガピクセルカメラですが、1ファイル当たり数ギガバイトの容量となるギガピクセル画像をハンドリングする環境を整えるには、PCや編集ソフト、さらにプリンターの印字性能など、多くの問題をクリアしなければなりません。つまりデジカメだけが進化してもダメなのです。しかし、これが普及レベルにまでなると、写真そのものの大変革が訪れるかもしれません。なにしろ、人物のアップ写真を撮影したら、毛穴の一つ一つまで見えますし、夜景を撮ったら灯りごとの微妙なニュアンスの違いまで鮮明に映し出されます。現在のハイビジョン動画の比ではありません。写真に写るモデルさんのメイクから、風景写真の被写体選択まで、カメラの楽しみが大変革することが予想される。今はまだ夢物語ですが、10年前と現在のパソコンやデジカメの性能比較を考えれば、実現不可能ではないと思われます。

ハイエンドデジカメとデジタル一眼レフ

ハイエンドデジカメも一眼レフも高機能ですが、デジタル一眼レフの長所としては次のような事柄があります。
 (1)レンズ交換で様々な撮影シーンに対応できる。
 (2)感度を上げてもノイズの発生が少ない。
 (3)CCDがハイエンドデジカメより数倍大きいから綺麗な画像が撮れます。(プロの目で見た場合)  
 (4)高速に動く被写体が撮影できる。
デジカメはただ被写体を撮すだけですが、デジタル一眼レフは超望遠レンズや魚眼レンズ、ズームレンズなどを装填して様々な表情の写真を撮すことが出来ます。また、速い動きの被写体、たとえば滝の水のしぶきをリアルな白糸で撮すことができます。
また、ファインダーを見て撮影するので、普通のデジカメのような液晶画面経由の撮影とは異なりタイムラグがないので、シャッターチャンスを逃さないというメリットもあります。
一方でデジタル一眼レフのデメリットは、気をつけないとレンズ交換時にゴミが付着して写真にノイズが載ってしまう恐れがあります。また一眼レフデジカメはサイズが非常に大きい為、持ち運びには極めて不便で、コンパクトデジカメのように「いつでもどこでも気軽に写真を撮る」という訳には行きません。

カメラが人間を上回る時代へ

銀塩カメラの時代には、フィルム巻き戻しや露出、ピント合わせなどがマニュアルから自動になっていきましたが、写真を上手に撮すには、ある程度の練習が必要でした。しかし、2006年前後から登場し始めたデジカメには、笑顔自動検出機能や手ぶれ補正機能、美肌機能やまばたき検出取り直し機能など、様々な付加機能が搭載されるようになり、ユーザーである人間は「被写体に向けてシャッターを切る」だけで何もしなくても見栄えの良い写真が撮せるようになります。さらに動画撮影機能も搭載されるようになり、ちょっとしたビデオクリップを撮るだけなら、ビデオカメラはもはや必要なくなってきました。かくして製品のフラット化とコモデティ化が進み、デジカメ市場はもはや飽和状態とすら言われるようになったところに、次のブレイクスルーが訪れます。それはより高機能なデジタル一眼レフの低価格化と高機能化です。現在カメラメーカーは、より性能が高く、プロユースからハイアマチュアまで満足させるデジタル一眼レフの開発にしのぎを削っています。