猫のことを知らない妻の不思議 | 猫のこと、日々のこと

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猫と一緒に暮らしている方なら多分

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ、そーんなこと……」

 

 

 

 

と思われるようなことも、猫のことを全然知らない妻からすると、いまだに驚くことばかりな毎日のようでして。

 




僕の妻は、マリーと一緒に暮らしてかれこれ10年になります。


しかし、マリーは僕以外の人間や猫にはまったく懐かず、さらに日中はほとんど妻の前に姿を現さずに、僕が仕事から帰ってくるのをひたすら書斎の椅子で寝て待つ生活をしているため、ベルが我が家に来てくれた3年前が妻にとっては、

 

 

 



 

「はじめての猫との暮らし」

 

 



 

 

のスタートだったのでした。

 

 

 

 

えと、このブログをうんと前から読んで頂いている方は、もうマリーさんの性格というか、生い立ちをご存じだと思いますが、少しだけかいつまんでマリーのことを紹介すると……

 

 

 

 

生まれた直後、母猫からなぜかマリーだけが嫌われてしまって、おっぱいを飲むことも許されずに、ずっとケージの中でひとりで育ったのがマリーさんです。

 

人間のことも、猫(母猫や兄弟)のことも信用できなくなったマリーとの出会いと、心が通うまでの苦しい10日間を書いた記事がありますので、よかったら超暇なときにでもご一読くださればです。



 ☉マリーへのラブレター

本当にビックリするくらいの長文なので、もっと短い記事を上に貼っておきます。

 


 

 

くどくど書いてしまいましたが、最初にマリーの性格に触れないとこの先が多分「……?」な感じになってしまうのでヾ(。`Д´。)ノ

 

 

 

 

 


これまで妻はどちらかというと「猫よりは犬が好き……」というタイプで、実際に僕と結婚するまでは実家に犬もいました。

 

いわゆる猫っぽく甘えることも、遊んだりすることも、走ったりすることも苦手なマリーとの生活は、猫のことを知らない妻からすると「ふむー、猫ってこんな感じなんだ……」と、特殊なマリーを基準にして「猫」というものを知ったわけなのです。

 





ですから、「ゴロゴロゴロゴロ……」と大きな音を立てて喉を鳴らすベルをはじめて見たときの妻は、

 

 

 

 

 

「まーくん!大変……ベルが変なの……」

 

 

 

 

 

ひどく狼狽するという、まるで漫画のようなベタベタな反応を示してくれて、思わずほっこりしたものでした。

 

ベルがはじめて我が家に来たときのことや、はじめて「猫っぽい猫」と暮らした妻のことをまとめた超長文の私小説っぽいのをいま書いているので、細かいエピソードはまた後日……

 

 

 

 

 


ええと、なにを書こうとしてたんだっけ……
あ、そうだ!

 

 

 

 

 


そんな妻ですが、いまではすっかり「猫のプロ」気取りでヾ(。`Д´。)ノ
こちとらうまれたときから猫に囲まれて育った筋金入りですから、格の違いを見せてやろうと、猫に関するちょっとしたトリックを妻に披露して、


 


「え……どうやってるの……教えて!」





とヤキモキさせて、苛立たせるのが僕の最近のマイブーム。
ふふ、性格悪くてすみません(。ゝ∀・)b




どういうものかというと、触れたりせずに「猫に両目を閉じさせる」という他愛もないことです。




長年猫と暮らしていたり、猫とふれ合っている方なら「なんだ、そーんなこと……」と冒頭のつぶやきが漏れるかもしれませんが、妻にとっては相当に不思議なことのようでして。


タネ明かしをしてしまえば、敵意がないことを示す猫の習性を利用して、僕自身がゆっくり両目をつぶるという簡単なものなのですが、





「絶対に僕を見ちゃダメだよ」





と念を押されて、にゃんずだけを凝視している妻からすると、転げ回って両手足をジタバタさせながら「教えてよーー!教えてよーー!もう大嫌い、性格悪ッ!」と、のたうち回るほど、悔しくて不思議なことらしく。






ふふ。
甘いのだよ、妻くん。
猫のプロを自称するには、10年早いわッ!