艦艇・船舶つれづれ

艦艇・船舶つれづれ

旧帝国海軍および海上自衛隊の艦艇、海上保安庁の船艇、主に戦前の民間船舶を中心としたブログです。
「海軍艦艇つれづれ」からタイトルを変更しました。

本日は、奥様は朝からお仕事。

私は、朝からいつもの内科のクリニックへ。

向かいの薬屋さんで薬をもらい、一度帰宅し、車でとあるビルの3階にある心療内科のクリニックへ。

こちらは同じビルの1階にある薬屋さんで薬をもらったら、もう昼です。

 

昼食は、チェーン店へ。

 

丸源ラーメンさんの「磯海苔塩ラーメン」

 

チャーハンセットの鉄板玉子チャーハン(小)

 

本日はあっさりした麺が食べたかったので塩ラーメンにしましたが、その割にチャーハンも食べてたり(笑)。

 

午後は、ふと思い立って国会図書館関西館へ行ってきました。

 

令和8年5月16日の「国会図書館関西館」

 

特に目的があったわけではないですが、複写してきたのは雑誌「水交」に連載されていた「帝国海軍艦艇一覧表」の8か月分。

 

雑誌「水交」1969年1月号の「帝国海軍艦艇一覧表」ページの一部

 

雑誌「水交」は、帝国海軍軍人を対象とした倶楽部組織で、福利厚生組織でもあった「水交社」が終戦にともなって解散しますが、サンフランシスコ平和条約締結により任意団体として復活したうえで、戦後に海上自衛隊のOB組織である「海上桜美会」と合同し、今でも公益財団法人「水交会」として存続している団体が発行しており、今でも続いています。

 

また、「帝国海軍艦艇一覧表」は、「水交」の昭和44年から昭和53年3月にかけて長期連載されたもので、海軍兵学校第51期(大正12年7月卒)の安延多計夫氏が防衛庁戦史室に勤務されていた際に取りまとめたものです。

 

今回、全量を複写しても良かったのですが、図書館に到着したのが14時半で複写サービスの対応終了時間まで余裕がなかったため、今回は8ページほどにとどめました。

国会図書館に行けば「帝国海軍艦艇一覧表」の閲覧が可能であることが分かったので、次回は午前中から行ってみようと思います。

 

なお、この「帝国海軍艦艇一覧表」は、帝国海軍創設期から最期を迎えた昭和20年までの「艦艇」が対象とされています。

 

 

大東亜戦争敗戦後の比較的早い時期に「帝国海軍艦艇一覧表」、またはそれに類するものはいくつか作成されています。

 

今見ることができるのは、この「水交」に掲載されているものと、昭和30年代に一時期雑誌「世界の艦船」に販売記事が載っていたことがあり、一部の図書館に所蔵されている福井静夫元海軍技術少佐のによる手書き青焼きの「帝国海軍艦艇一覧表」があります(「帝国海軍艦艇一覧表」について)。

 

福井静夫氏の「帝国海軍艦艇一覧表」の表紙

 

福井静夫氏の「帝国海軍艦艇一覧表」のページの一部

 

この「帝国海軍艦艇一覧表」は、「水交」の者と同様に、帝国海軍創設期から昭和20年までの「艦艇」が対象とされています。

 

もうひとつは、戦前船舶研究会から会報「戦前船舶」の資料集として広報用に一部が発行された、帝国海軍の航空科であった永石正孝氏が個人用に編纂され、研究会に参加されていた正岡勝直氏に譲られた「大東亜戦争参加艦船表」というのがあります(戦前船舶資料集「大東亜戦争参加艦船表」)。


戦前船舶資料集・第112号「大東亜戦争参加艦船表」の表紙

 

「大東亜戦争参加艦船表」のページの一部

 

こちらも手書きのものをパーソナルコピー機のようなもので複写したもののようで、画質は良くありません。

ただ、その内容は前出の2一覧表と異なり、御題目のごとくメインは大東亜戦争に参加した艦艇ですが、一部帝国陸軍の船舶や、民間船舶を徴傭した特設艦も取り上げてありますし、終戦時に残存した艦艇の処分状況も記載されています。

この参加表は、以前のブログに書いた通り現在も少しずつ電子化していますが、文字が潰れているものが多くなかなかはかどりません…。

 

なお、この書籍には福井静夫氏と犬猿の仲であった戦前船舶研究会を主宰していた遠藤昭氏の巻頭言があり、この中で福井氏版の「帝国海軍艦艇一覧表」はこき下ろされており、永石氏版を基本とし、福井氏版と水交版は「参照として使用する」よう勧めています。

 

これらは、あくまで「一覧表」のため、詳細な要目などは記載されていません。

そちらを調べる場合、一番手っ取り早いのは「日本海軍全艦艇史・資料編」です。

 

「日本海軍全艦艇史」前編・後編・資料編

 

「日本海軍全艦艇史」の艦艇要目ページの一部

 

帝国海軍創世記から昭和20年までのほぼ全艦艇の履歴・要目・艦形などが網羅されています。

ただ、難点なのは書籍が高いこと。

新刊時の定価は68,000円、今でも中古で安くても8,000円程度するのが玉にキズですね。

 

安くて比較的簡単に入手できそうなのが、KKベストセラーズ社から発行されていた文庫本「写真・太平洋戦争の日本軍艦 大型艦編 及び 軽艦艇編」 の2冊です。

 

「写真・太平洋戦争の日本軍艦」大型艦編・軽艦艇編

 

すでに廃刊になっているようですが、Amazonなどで中古本が1,000円程度で入手可能です。

この辺りは、2019年10月にこのブログで取り上げた際の状況とあまり変わっていませんね(帝国海軍艦艇の基礎資料となる書物の紹介・その1)。

 

今回は、国会図書館関西館で入手した複写資料から、帝国海軍の艦艇研究?趣味?のベースとなる戦後初期に作成された「帝国海軍艦艇一覧表」について取り上げてみました。

これらの資料は、どれも今では入手が困難なものになっていますし、手書きのものは読みづらく気軽に資料として使用するには難があります。

ですが、帝国海軍に所属した方がその記憶が鮮明な時期に、それぞれの方が労力をかけて記した資料ですので、気軽に見ることができるようになることを願っています。

 

取り留めもない話となってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

【Web】

 HP「丸源ラーメン」

 

 HP「公益財団法人・水交会」