最愛の息子(二十歳)が突然亡くなりました





自死でした





わたしがこの場を借りてお伝えしたい事




それは、もし身近な人が




「死にたい」

という言葉を発したら




「双極性障害」などの可能性を

疑ってみてほしいということ




本人はもとより身近な人ほど気づけない

難しい病気だそうです




こうなってしまった今、

わたしは息子を助けることはできません




けれどいま

死にたいと考えている人を助けたい





これ以上

だれかがわたしと同じような境遇で

苦しむことがないように




心の底から願い

いまここに記録します




メンタルヘルス




脳科学や医療の観点から

適切な治療をうけることができたら




いま現在悩み苦しんでいる人を

死にたいという思いや




「一瞬の衝動にかられた結果の自死」

から救える可能性が多いにあると思っています




〜息子への愛と願いをこめて〜


 



いまだにわたしは

わたし自身の友人に

息子の事を伝えられていません





事実として伝えられないし

わたし自身受け入れたくない





息子がいない

この現実を受け入れるのは

もう少しあとでもいいのかなって

思っています





あれから

夢の中を生きている

そんな不思議な感覚です






そんな中

わたしがこの

記録をはじめた理由の一つは





同じく

自死でご家族や

お子様を亡くされたかた






いまも

これからも

どうやって生きていけばいいのか

全く検討がつかない






真っ暗で

出口も終わりもないトンネルのような





わたしと同じこんな空間に

いる方がいたら





共に涙をながして

ときには励ましあって





ほんの少しでも

お互いのいきるための

糸口をみつけられたら





わたしのこの体験を

息子からの最後の贈り物として

学びにしたい






そんな想いでここに

書き記しています





わたしの心が許す範囲で






約1週間くらい前までのわたしは
無心になることができず




日常と
思考の全てが息子への想いであふれ




いとも簡単に
瞬間的に
悲しみのどん底まで落ちて
息もうまくできず
涙があふれて
途方に暮れる






そんな日々でした




いまでも
わたしの思考のほとんどは
息子でいっぱいです
でも以前にくらべたら
落ち着いて想うことが
だいぶ上手になった気がします