息子の決意が揺るぎないと悟った義父
自分の退職金積み立ても、息子の退職金積み立ても、用意していなかったくせに
「退職金払え！」
と、ほざく義父・・・
退職金どころか、今現在の会社の返済をどうやって返すか…‥っていうときに。
会社が潰れる…という状況はお構いなし
会社が潰れたって、俺の退職金払え！のスタンスです
というか、俺を辞めさせるんだから、会社なんか潰れたって知ったこっちゃない！
という考えです
退職金!!をずっと連呼していました
それが何月だったか定かではないけど
その月の締めの日に去った義父。
最後の日は、私以外会社にいなくて
なんとも気まずい空気でした
誰も、その日会社にいて、義父を見送ろうとはしませんでした・・・
勿論一言も会話することなく、定時より早く「じゃあ、帰る」と義父。
私は、玄関まで行き「お疲れさまでした」と
頭を下げてお見送りしました・・・・・
ずっと辞めてもらいたいと思っていたけれど、急転直下の出来事で
びっくりで動揺しましたが、
私の決意は、強固になりました
旦那を、絶対に優良企業の社長にしてみせる
辞めると決まってからというもの、義父は取引先に回り
・自分が辞めさせられる（追い出される）
・嫁に会社を乗っ取られた
・息子はバカだ
・自分がいなくなった会社は、もう、潰れるに決まっている
・あいつら（私達夫婦）は自分達だけもうけようとしている
と、方々に言いふれまわった
周りの人から、大丈夫？と言われることもあったし
義父に頼まれて電話をしてきて、会長の席くらい置いてやれと意見する人もいた。
ご丁寧に「こんなこと言ってたよ」と教えてくれる人。
私も旦那も、反応しないよう
淡々と自分たちがやるべきことをやる
ということに集中して進むよう努力しました
最初は・・・
突っ込みどころ満載なので、言い返したい怒りに振り回されていて
私の性格上、白黒はっきりさせたいという気持ちが、前に出ていました
怒るって、本当に体力も精神力も使うので、疲れます
パワー全部持っていかれる感じです
少し大人になって＾＾；
そんなことに使う労力がもったいないことを学んだような気持ちです
わかっている人がわかっているから、いいんだ。
と少しは切り替えられるようになりました。
旦那は当初から、
そういうことを言ってくる人間にいくら説明をしても無駄。
時間がもったいない。と言っていた。
旦那はいつも冷静で的確だ。私はいつまでたっても子供ですぐに爆発する（笑）
退職金に関しても、従業員の退職金の積み立てはやっていたものの
自分（義父）と旦那の分については何もしていなかった。
こういうこともすべて義父が決めていたから、
退職金がないのは自分（義父）がよくわかっているはず
これは、私の私的な見解ではありますが
通常定年と言われる６０を過ぎても、年金と給料をもらっていて
旦那と社長交代した後も、お給料とボーナスをもらっていたわけです。
６０から２０年間。
２０年間で憶には少し届きませんが、給料だけで数千万、
それなりの収入を得ていたわけだから、それを退職金だと思ってくれ。
今まで湯水のように貰っていたその給料は、借り入れでまかなったもの。
そのお金をこれから返していくのは私達だ。
（この時私は、本当に、義父が持っているもの
全部会社に返してくれと思いました＾＾；
マンションも売って、自分の預貯金、全部会社に入れてくれ！！と・・・・・
それでも全く足りないから、その分は仕方ないからこっちで返すわ・・・
と、本当に思っていました。
思っていただけで、言ってはいませんけど・・・・＾＾；
そのくらいの状況だったし、追い詰められていました・・・）
義母には、退職金など払えないこと。
なぜ払えないか。
いままで、義母は知らないが、それだけのお金を会社からもらっていたこと。
年金も、充分な金額もらってるでしょ。と・・・
義母は、納得してくれて義父を、説得してくれたようです
以前から義母は
「あんた（私の旦那）には悪いけど、
会社にいられるだけいさせて。（義父を）
私は旦那（義父）と一緒にいる時間を、
少しでも減らしたいから」
と言っていて、旦那も無言で承知していましたが
このようなことになったため、義母を呼び出して、事の経緯をお話ししました。
義母は、私達の言っていることを理解しつつ、「わかったわ。」
とあっさりしたものではあった。
そして、初代経理の人から義母は何度も言われたらしい。
「よく言われたわ・・。こんなことしてたら会社が潰れるって。」
私たちの言っていることと、初代経理の人の言っていることは、
同じことだったようです。
しかし・・・後日・・・・・
「経営の相談にはのってくれると思うから、
困ったら相談したら？」と・・・・義母
家でも、俺がいなくなったから、会社が潰れる
と連呼していたようで
義母は、義父のその言葉を、鵜吞みにしたようです
いやいや・・・・・
私達の話聞いてましたか
会社が今大変なのは、義父のせいですよ・・・・・
義父の経営能力のなさですよ・・・
聞いてました
義母は、私達がそうはいっても、今まで義父は、会社を経営してきたんだから
言うほど間違ってない、という自分なりの解釈だったと推察します
違うんですよ・・・・・
今まで会社が持ったのは、初代経理の人のおかげだってば・・・・・
でも、わからないよな・・・・・
何を言っても、そう理解している人にはわからない・・・・・
私達の言っていることを理解してくれているのは、もう税理士だけ。
それに・・・・・・・
いつ、私達が義父に相談したいと言いましたでしょうか
経営方法がわからないとか、困ったことが起きたとか・・・・・
一切そんなことは言っていません・・・
たとえ、会社が潰れたとしても、義父に相談することは一切あり得ません
旦那はこの一言をきっかけに、義母にもキレた・・・・・
キレた…と言っても旦那が怒鳴るようなことは一切ない。
無視を貫く・・・・・・・一切の関わりを断つ・・・・・・
本当に怒ると怖いのは、私ではなく旦那です
この連休は、新幹線も飛行機も、かなり混雑しているとテレビで見ています
みなさん、久しぶりのお出かけな様子でうらやましいなあ・・・・
よい連休をお過ごしください