地磯ランガン | 南紀・熊野の地磯で青物とヒラスズキ

南紀・熊野の地磯で青物とヒラスズキ

和歌山県、三重県をホームに楽しく青物やヒラスズキをルアーで釣っています。たまに南の方に遠征に行ってます。

クソ暑っいっすね。


今週は波も無いし、天気も悪い予報だったので、週末は家ゴロかと思っていたんですけど、天気予報は波無しでくもりなので、夜釣りの電気ウキでイサキ釣りしたいなあ〜って思ってエサ釣りの道具と(保険に)ルアー釣りの道具を持って白浜方面に向かいました。

ところが、現場に着くと天気予報ががっつり雨の予報に変わっていたので、雨の中夜釣りは辛すぎるからイサキ釣りは諦めました。(イサキ食べたかった)

このまま帰るのももったいないので、とりあえず青物が釣れているって聞いた串本方面に移動し(雨は結構降ってます)、温泉入ってからポイント近くで車中泊。

暗いうちに起きて、想定していたポイントに入る。

うーむ、先行者が全くおらん。

釣れているなら、この辺りの人気ポイントに誰もいないのはおかしい、と思うけど、、、、、

自分が入ったポイントはこの時期なら実績十分の有名ポイント。回りには、ポツポツとヒラ氏がいるくらいで青物氏は皆無。

釣れてないってことか、あるいは青物釣り人口が激減しているのか、どっちにしろポイントは選び放題だった。

自分が入ったポイントは良い波もあって、青物もヒラスズキも釣れそうな雰囲気がある。




しかーし!

青物狙ってルアー投げ倒したが、全く無反応。

ただし、ヒラスズキは足元まで追ってきたり、バイトがあったりと反応がある。

なので、ヒラスズキ狙いにチェンジすることにして、一旦車に戻ってヒラスズキのポイントをランガンしたが、ヒラのバイトはあるものの掛からない。

午前中に地磯4箇所回ったが、ヒラスズキは一本も取れず。(青物は当たりも無し)

地磯へのみちを登ったり降りたりしてヘトヘトになった。

しかも暑い。

磯に上り下りするごとに着替えないといけないぐらい汗で衣服がベトベト。

もう、諦めて帰ろうかと思ったが

イヤ、自分を甘やかしてはいけない。

(頑張った)、(よく歩いた)、(投げまくった)、

なんていうのは、やめて帰るための言い訳にしか聞こえない。

もういい歳だから、あと何年磯歩きやれるかわからない。

やれる時は精一杯やっておくべきだと思い直して、もう少しポイント回ることにした。

串本周辺のポイントはもう他のヒラ氏に焼き尽くされていると思い、先週青物が釣れた熊野方面に大移動する。

熊野方面の磯って歩きが長いやつが多いから、さらにしんどいんだけど、もう少し頑張ろう。



やって来た熊野方面の地磯、サラシはイマイチだけど、先週のこともあるし、ヒラスズキは望み薄と考えて、青物をターゲットにルアーを投げる。




アカンなあ、、、


と思って海を眺めていたら


ん!


ヒラスズキが目の前のサラシでバシャっとベイトを捕食したのがちらっと見えた!


ヒラスズキおるんやん。

今の、俺やなかったら見逃してたやろ(自画自賛)

先週全然バイトなかったから絶滅したかと思ってたのに、今日はヒラスズキおるんかーい。


で、


ヒラスズキ用にルアーチェンジして


サクッとヒラスズキ仕留めました。






ああ!キジも鳴かずば撃たれまい。



ここまで長い1日だったが、最後にヒラスズキを仕留める事ができて、報われた気がした。


【タックルデータ】

ロッド:コルトスナイパーリミテッド100XHー3

リール:ツインパワーSW14000PG

メインライン:PE4号

リーダー:ナイロン80ポンド


この場所は、青物が混じる可能性が高かったので、マンマ青物タックルでヒラもやりました。

ヒラタックルで、青物にぶっちぎられるのイヤだから。

たまに『青物タックルでヒラやっても面白くない』とか、『青物タックルだとヒラは弾いて乗らない』とか言う人いるけど、ヒラタックルで青物にブッチされたら自分はその方が面白くない。

青物タックルだとヒラタックルよりは確かにヒラスズキは弾きやすいけど、逆に青物タックルは掛けたら取れる確率が高いからトータルすれば同じようなゲット率になるので、青物タックルでヒラやっても体感的には陸上げ出来るヒラスズキの数は変わりません。

要は、自分がどこに軸足を置くかって言うだけのことなんですね。

他人の評価なんて気にせず、自分は自分の道を歩きます。


ちなみに、このあと青物も掛けましたが、あとちょっとのところでフックアウトでした。


それにしても、ダツとかシイラとかシオとか、夏の外道が全くいないのはなぜなんだろう?