大切な人を自死で亡くした「私」へ

 

 

まさかの出来事に、衝撃が大きすぎて

何が起こったのかわからないくらい

 

とにかく怖かったのを覚えています。

 

 

大好きだったのに

 

側に居てくれることが当たり前すぎて

「大好き」も「ありがとう」も伝えることができなかった。

 

 

まさかあれが最後になるなんて。

全く想像もしていなかった。

 

 

 

そんなに苦しんでいただなんて

そんなに思い詰めていたなんて

 

気づいてあげることができなくて

 

 

いや、今思い出せば、サインはたくさんあった。

 

 

たくさんあったのに・・・

大した事ないって思ってしまった。

 

 

しばらくすれば、きっといつもの元気な姿に戻るんだろうって。

楽観的に考えてしまった。

 

 

 

今でも思い出すと後悔ばかり。

 

 

大切な人の苦しみに気付けず、助けることができなかった私は

なんて無力な存在なんだと

自分のことも責めてしまいました。

 

 

 

 

でもね、時間が経って気付いたこと。

 

 

あなたのせいじゃない。

 

 

たとえ

何もしてあげられなかったとしても

何かしてしまったとしても

 

 

それでもあなたのせいじゃない。

 

 

あの時、声をかけていれば、違ったんじゃないか?

今でも私の側で生きていてくれていたんじゃないか?

 

 

そう考えてしまう気持ちはわかるけれど

 

 

それでも、あなたのせいなんかじゃない。

 

 

死に方も含めて、その人の人生なんだ。

自死という経験をすることで、何かを学びに来た魂だったのかもしれない。

 

 

そして、あなたは自死遺族という経験をすることで

何かを学びに来た魂なのかもしれない。

 

 

 

今、私が感じている、その「何か」とは

 

時空を超えた愛

ではないか?と思っている。

 

 

 

私は母を自死で亡くしたけれど

 

そんな自分をずっとかわいそうな人間だと

自分で自分を差別してきたけれど

 

 

会えなくなってこんなにも

「悲しい」「淋しい」と思えるような人間関係を

地球上で築くことができたことは

 

 

とても幸せで、ありがたいことだと思えるようになった。

 

 

 

たとえ身体が無くなっても

その愛情は消えないんだと思えるようになった。

 

 

ありきたりな言葉かもしれないけれど

本当に本当にずーっといつも見守っていてくれているんだよ。

だから何も心配しなくていい。

 

 

あなたが今世の人生を生ききった先に

また魂で会える日が来るから。

 

 

だから安心して、あなた自身の人生を生きよう!

 

 

その姿を、魂になった大切な人たちは、みんな応援してくれている♡

 

 

 

今、どこかで悲しみに押しつぶされそうになっている「私」に

届きますように・・・