皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、新年最初のブログでございますが、今回は少し、【未来を考察】してみたいと思います。

日本の2019年の人口にはどのような変化があったか、皆様はご存知ですか?

私が調べたところ、出生数は過去最低の86.5万人で、死亡者数は戦後最多の138.1万人であったという事で、実に51.6万人の人口減少となっておりました。

このままのペースで高齢化社会が進めば、2040年頃には、毎年90万人ペースで人口が減っていくという試算がなされております。

また、更に深刻なのは、母親となるべき女性の人口減少が止まらず、2015年の出産可能年齢(20歳〜39歳)が約1379万人であったものが、2040年には25%減、2060年には50%減にもなると推測されているのです。

これは本当に驚くべき数字で、労働人口が大きく減少する事でDXを絡めた事業構築が必要な事と、高齢者ビジネスが主流となっていく事は避けようのない事実のようであります。

アメリカのネットフリックス社が巨大企業になるまでの歴史をある記事で読みましたが、不況の時代に120名の社員を80名の優秀者のみに絞り込み、社内ルールを全て撤廃したことが成功への第一歩であったと知りましたが、そもそも社内ルールとは、秩序やルールを守らない人の為に設けるもので、優秀な人で組織を作れば、その必要性はなく、結果として仕事量も120名時代よりも伸ばす事ができ、社員に手厚く還元できた事が現在の成功の基礎となっているという事実を知り、このコロナ禍でもうあとがない現代においては、【組織力を見直す重要性】を痛感しております。

国も何も頼りにならない時代。

新しい事業分野を構築するなど、現在様々な手段を講じておられる企業も多いでしょうが、組織そのものをドラスティックに変える事が、実はいま最も重要な課題なのかも知れないと強く感じる今日この頃です。